ハートランドの「のみのみくいくい」

信州の酒を勝手に応援する連合会

『酒千蔵野』(しゅせんくらの:旧・千野酒造場)さん訪問。(2012.5.2水)

まず開催告知です~!
 
長野の酒メッセin東京2012開催のご案内
 
●主催 長野県酒造組合 http://www.nagano-sake.or.jp/
●日時 2012年5月8日(火)※入場可能時間が異なります※
      13時~20時 卸売業者・小売業者・飲食店対象
      16時~20時 一般来場者 (←ウチらは大体こっちよ!)
●会場 品川駅前・グランドプリンスホテル高輪・地下1F プリンスルーム
●入場料
1.会場受付にて現金払い
 卸売業者・小売業者・飲食店:1,000円(税込)
  要名刺2枚!
 一般来場者:2,500円(税込)
  DMや割引券持参で500円引き
  長野県酒造組合の画像をプリントアウトしても500円引き
2.前売り券
 インターネット(イープラス)にて購入:2,000円(税込)
 イープラス購入の場合、チラシ持参による割引はありません。
 
●内容・特典
・一般来場者、先着600名に地酒300ml進呈(16時~)
・来場者全員にオリジナル猪口(1個)を進呈
・和服で来場の方に、オリジナル猪口5個セットプレゼント!
 (和服割引は無いです!)
 
連休明けて、2日めの午後かい~!!
行けるのか、オレ?!
 
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で、以前から伺ってみたかったんですよ、こちらのお蔵。
はい、「桂正宗」「川中島」「幻舞」のお蔵ですね~!

近いは近いのですが、車でちょっと行くワケには行きません!
 試飲が出来ませんからね!(笑)
近いは近いのですが、ウチの実家からはそれなりに時間がかかります。
 
ふと思い立ち、お蔵のHPでこの5月連休の営業を確認します。
 
  ●酒千蔵野HP   http://shusen.jp/
 
をを! 2012年は4/29~4/30、5/3~5/6とカレンダー通りにお休みですね!
・・・とすると、明日からお休みですから、今日これから行くしかない!(笑)(←この時、お昼の12時半!)
 
 
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お蔵までのアクセスとかを確認して出発!
あ、パラパラと雨が降ってきた・・・

バスで長野駅まで行きます。
そのバスの中にあったポスターは・・・
長野電鉄屋代線廃止後の代替バスのヤツだ~!
 
 
 
 
 
 
駅でお蔵にTELして、お店が開いているのを確認しました。よしよし。

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待合室のおそば屋さん『小菅亭』さんで「かき揚げそば」(370円)を頂きます。
さてJR普通列車小淵沢行き)に乗りますか。
座席は満員じゃないけど、席に荷物とか置いてる場合がほとんど。
言えば荷物はどかしてくれますが、ラッシュ時じゃないからこれが当たり前なんだろうね。
 
で、ご存知の方はご存知。
関東郊外を走るJRの一部電車には、ドアの内外に「開」「閉」ボタンが付いています。
冬場(夏場もだけど)、開けっ広げのドアから風が吹き込むので、このボタンでドアを開け閉めするんです。
だから駅に着いてもドアは開きません。
自分でボタンを押して、ドアを開けるんですね。
 
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         写真左・閉じてます。                   写真右・手で開けられます。
                                         隙間が見えますね!(笑)
 
この電車もそれと同じく、駅に着いてもドアが開きません。
けどボタンも付いていません。
どうするのか?
引き戸を手で開けるんですね。(笑)
ドアは「エア」(圧縮空気)で開閉すると思うんですが、駅に着いたらそのエアを切ります。
するとドアはフリーになるので、手で開閉できるんですね~!(笑)

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長野駅を発車した電車は犀川を渡り、モモの産地『川中島』のモモ畑の中を走ります。
数えて3駅めの今井駅で下車します。(190円)

この駅、1997年に出来たばかりの新しい駅です。
98年の長野五輪の時、ここに選手村が設置されたのですが、そのアクセス用として出来た駅です。
 (選手村は、現在『今井ニュータウン』として使用中。)
 
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まあこの駅、駅前には何にも無いんですよ。まぢで!
コンビニはもちろん、クリーニング屋も無いのです。
小さな駅ですからね。(ちょっと歩いた所にスーパーはありますけどね。)
 
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駅の西口からお蔵を目指します。
田んぼと畑の間を通り、『今井駅西口』の交叉点を左折します。
 
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少し行くと、赤いトタン屋根の建物が見えます。
『酒千蔵野』(千野酒造場)さんの旧蔵と思われます。
 
 
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イメージ 10それに向かい合って、新しい本社建屋があります。
中に売店と仕込み蔵があるようです。
 
省エネで照明が消してあるそうです。
だから、ぱっと見は営業時間外に見えます。(笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
スリッパに履き替えて中に入ると、店内?は真っ暗です。
声を掛けようと、とキョロキョロしていると、右手奥の事務所からどなたかが出てらっしゃいました。

照明を点けて下さったので、
  「すんません、ちょっと見せてください。」
  「どうぞ! 申し訳ないですが案内は付きませんので・・・」
  「1人で勝手に見て大丈夫ですか? ありがとうございます。」
 
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階段を上がり、2Fのガラス窓から仕込みの様子を拝見します。
 
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・・・すんません、麹室とかは真っ暗で見えません。(笑)
稼動してないみたいで、ぼやっと暗い青白い明かりが点いてました。
紫外線灯かもしれませんねえ。
 
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奥の方は何かやってるみたいですが「仕込み中にて立ち入り禁止」との事でした。
 
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下に降りて、お尋ねします。
  「すんません、試飲したりお酒を買ったりは出来ますか?」
 
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冷蔵ケースからお酒が何本も出されます。
お酒は左から・・・
   「幻舞 特別本醸造
   「幻舞 吟醸
   「川中島 特別純米」 
   「幻舞 特別純米 山田錦 無濾過生」
   「幻舞 純米吟醸 無濾過生原酒」(←美山錦)
   「川中島 純米にごり酒
・・・でした。
 
 
 
  「どうぞ、手酌で。」
  「ありがとうございます。」
 
頂きながらお話を伺います。
実はこのお蔵の一番人気は「川中島 純米にごり酒」だそうです。
地元での評価が高いお酒だそうです。

以前は、県内でにごり酒ってこのお酒くらいしかなかったんです。
ある時、某「渓流」のお蔵が某「どむろく」と言う活性にごりを発売しました。(笑)
翌年は県内の多くの蔵が追随してにごりを造りましたが、その翌年にはにごりを造るお蔵は激減!(笑)
そんな流行り廃りを横目に、ちゃんと歴史を重ねてきたにごり酒です。
なにせ美山錦65%の純米酒ですから、ちゃんとしたお酒ですよ!
また地元向けの「桂正宗」「川中島」も人気があり、基本的に地元メインでやってるお蔵です。
 
そんな中、最近人気があるのが「幻舞(げんぶ)」です。
若い女性からの支持を集めているように思います。
フルーティで飲み易いですしね。
けど「幻舞」は種類が多くなりすぎてる、との事でした。
また、戸隠の酒屋さんに出しているお酒のお話も伺いました。
面白いなあ。(笑)
 
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「幻舞」を1本購入します。
  「今日は東京からですか?」
  「●●ですが、実家が長野市なので寄らせて頂きました。」
  「ああ、そうなんですか! お酒の会とかで、何度かお見かけした事があります。」
  「うわっ! ・・・5月8日にはお会いしましょう!」
  「酒メッセですか!」(笑)
・・・ヤヴァイです。顔を知られていました!
あちこちに顔を出しているので・・・(笑)
 
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ひょいと見ると徳利があります。
  「いいですねえ、売り物なんですか。・・・って安っ!」
  「昔のやつなんでねえ。」
  「買います買います!」
「桂正宗」の徳利(50円!)2本と、「善光寺大勧進」の徳利(100円!)2本も購入!
 
   よく見ると、大勧進のは陶器ではなくガラスっぽいです。
   おまけに180mlって容量表示がありますから、元々が徳利ではないかもしれない・・・
 
 
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お見送り頂いて、お蔵を辞します。
まだ雨が降っています・・・風も強いなあ。
傘が壊れないように、今井駅に向かって歩きます。
わずか5分ほどですが。(笑)
 
 
 
 
 
 
 
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帰りは第3セクター『しなの鉄道』でした。(笑)
 
こっちはちゃんと自動でドアが開きました。(笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
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長野駅に戻り、駅前の床屋で頭をかっ飛ばします。
そのまま『ながの東急』の地下食品売場へ!
『よなよな』さんのビールと『千曲錦酒造』さんのお酒がありました。
もちろん『よなよな』さんの「シーズナル2012」を購入!(350円)
 
千曲錦さんのお酒を試飲させて頂きます。
  「いかがですか」
  「すんません、味見だけさせて下さい。」
まず「千曲錦 純米大吟醸 生酒 全量山田錦五十%磨」を頂きます。
これは先日の蔵開き限定酒だそうです。
東急さんでは180本限定で、720mlで1300円は破格です!
もう1つは「千曲錦 生原酒」です。
普通酒の生原酒で、アルコール19度!(実は19.8度くらいとか!)
1800mlで2100円、東急さんでは2ケースのみ!
 
うーむ、美味しくて困った!(笑)
買えないや~!(笑)