ハートランドの「のみのみくいくい」

信州の酒を勝手に応援する連合会

築地場外『長生庵』。(2023.2.25土)

久し振りに、地下鉄大江戸線築地市場駅に到着。

 

改札を抜けると観光客がわらわら歩いています!

 

エスカレーターで地上に出ると、やっぱり観光客がわらわら歩いています!

 

市場橋交叉点を右折。

手前のヤベー行列は、おにぎりの『丸豊』さんです!

奥の行列は『まぐろや黒銀』さんです!

 

波除通りを進み、中通りとの丁字路です。

玉子焼き屋さんの串玉を求めて、こちらもヤベー行列です!

 

観光客が歩道に溢れまくって、車が通れません!

ゆっくり動く車の前を、セキュリティさんが歩いて先導してます!

モーゼの十戒かー!

ウチらは晴海通りまで行きたいのですが、どこもかしこも観光客だらけですねえ!

  「『築地魚河岸・小田原橋棟』を通ります!」

1階を覗くと、混雑具合は道路と一緒ですねえ!

 

3階に上がり、食堂を突っ切ります!

激混みですが、道路を歩くよりだいぶマシです。

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晴海通りに到着。

 

冬眠中の亀吉くん(♀)にご挨拶。

 

12時50分、『長生庵』さんに到着しました!

予定通り行列ですが、まあ7〜8人の並びなら大丈夫でしょう。

 

この日はたこ焼き屋さんがいらしてましたが、この時間帯はもちろん売り切れです。

 

入店まであと一組ってところで、誰かさんがとんでもないお願いをしますのよ!

  「外のテーブルでもいいですか?」

  「えー、何言ってるんですかー!?」

お店のおねえさんは、

  「構いませんが、もうすぐ入れますよ。」

  「いえ、外がいいです!」

  「げー。」

 

お店前のテーブルに席を作っていただきます。

まずは、白湯を頂戴します。

 

親方が、旅先でGETしてきた日本酒を差し入れします。

(写真は事前に撮ったものです。)

 

  「アニメ ”ゆるキャン” に出てきた日本酒です。」

  「作中では ”池池” と言う名前で、顧問の先生お気に入りでした。」(笑)

 

メニュー拝見します。

いつも通り、誰かさんがドリンクとフードを注文します。

 

  「リキュールください! いちご・みかん・ゆずです!」

 

和歌山・平和酒造「鶴梅 柚子」

 

栃木・小林酒造「鳳凰美田 いちご」

 

栃木・小林酒造「鳳凰美田 みかん」

 

鹿児島・西酒造「天賦(てんぶ) 純米大吟醸

(焼酎の「宝山」「富乃宝山」のお蔵です。)

 

お通しは、昆布と大豆の佃煮かな?

 

10食限定の「蕎麦前9種セット」です。

左上から・・・

ホタルイカの酢味噌和え・和牛のしぐれ煮・ミョウガの甘酢漬け、

鯛の子煮・本マグロすきみ・花わさびの醤油漬け、

板わさのイクラ載せ・芽キャベツの天ぷら・菜の花の胡麻和え・・・です。

 

「ザーサイとセロリのお新香2種盛り」

左がセロリでゴマがかかっています。

右がザーサイです。

 

「鯨のホシと美脂の塩胡麻和え」

 

ホシって、クジラの心臓かな?

脂はキレイな純白でした。

 

ウメーですねえ!(笑)

 

親方が、スマフォ内の音楽を掛けます。

ジャズですのよ!

 

どこかからお通しがもう一つ回ってきました。

いやいや自分で食べればいいじゃないですか。

(まぁ私が頂戴しましたけどね。)

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日本酒を追加します!

どういうわけか、普段注文しないような日本酒をお願いしてますよ!

十四代ですのよ!

 

山形・高木酒造「十四代 龍泉 斗瓶囲い氷温熟成 大極上諸白酒」

兵庫県特A地区産の山田錦100%使用、精米歩合35%、生詰純米大吟醸

(氷温熟成とありますが、製造年月日的には新酒だと思いますのよ!)

 

山形・高木酒造「十四代 七垂二十貫(しちたれ・にじゅっかん)」

国産米100%使用、精米歩合35%、生詰純米大吟醸

冷蔵状態で2年ぐらい寝かせているみたいです。

 

3種類お願いしたのですが、この壜は終わってしまったとのこと。

許可を頂き、誰かさんが壜を逆さにします!

 

小皿に数滴出て来ました!(笑)

 

山形・高木酒造「十四代 龍泉 白雲去来(はくうんきょらい)

   斗瓶囲い氷温熟成 大極上諸白酒」

兵庫県特A地区産・愛山80%、同・山田錦20%使用。

精米歩合35%、生詰純米大吟醸

冷蔵状態で2年半以上寝かせているみたいです。

 

壜や王冠にも、十四代のマーク?が刻まれています。

 

お燗を頂きます。

 

群馬・土田酒造「土田生酛 純米吟醸

 

ヴィーガンメニューです。

手取川酒粕ヴィーガンディップ」

 

「チーズ盛り合わせ」

上2つはブルーチーズ系。丸いのはクラッカーのような感じです。

 

ヴィーガンメニューです。

「静岡・三才豆腐のがんもどき」

 

ウメーですねえ!

 

酒粕ディップに付いてきた野菜を、醤油で「漬け」にします。(笑)

赤いのは大根です。

 

酒粕ディップに残った青菜を、

 

投入してスクランブルします。

左右で味変していますのよ!

 

そこへ誰かさんが残ったチーズを全部載せます。

 

チーズを酒粕ディップでいただきます。

 

誰かさんが酒粕ディップに、クルミを細かく砕いて投入します!

菓子胡桃(カシクルミ)ですねえ。

 

クラッカーを追加します。

 

お酒追加します。

 

栃木・せんきん「仙禽一聲(せんきんいっせい)」

スペック的には、純米大吟醸・無濾過生原酒ですね。

 

山形・亀の井酒造「くどき上手 純米大吟醸 禁じ手 磨き一割一分」

驚異の精米歩合11%です!

精米歩合80%とか90%と言う「黒っぽい」お米で作った酒が、好きな私にしてみれば、

精米歩合11%って、何を言ってるのかさっぱり分からない状態です。(笑)

 

若女将から、お燗酒の差し入れです。

「八兵衛」だそうです!

ごちそうさまです! 頂戴します!

 

「生牡蠣の天ぷら」 殻に載って供されますよ!

 

ウメーですねえ!

 

締めのかけそばです。

 

もう一杯はヴィーガンメニューから頂戴します。

「静岡 三才豆腐のきつねそば」です。

 

15時過ぎ、ノレンが外されました!

 

どうやら私はきつねそばを食べるようです。

 

油揚げを半分、親方にトスしますのよ!

 

普通のかけそばも頂戴します。

ああ、明らかに違いますね。

私は、食べ慣れているので、こちらの出汁の方が好きです。

 

誰かさんが七味を要求するので、バックの中に常に収納している壜を出しました。

私もちょっと振りますのよ!

 

油揚げを煮たつゆの中に、糖分が入っているせいか、だいぶ甘めに仕上がっています。

 

そば湯は魔法瓶で供されます。

アツアツなので、冷ますために誰かさんはデキャンタージュをしています。(笑)

そば湯でつゆを割って、頂きます。

(こうするとダシの感じがよくわかるのです。)

普通のかけそばは、カツオ出汁なので、非常にパンチがあります。

きつねそばはヴィーガンメニューなのです。

昆布やシイタケ、豆や野菜で出汁を取ってるみたいです。

非常に優しい出汁です。

ふと思ったのですが、ヴィーガンメニューのおつゆって、何の醤油使ってるんでしょう?

 

15時30分、お店の営業終了とともに、ウチらも席を立ちます。

先ほど、親方がお尋ねになりました。

  「いくらくらいだと思いますか? イチゴー? イチパー?」

  「まだ途中ですから、イチゴーくらいかなあ?」

そう言いながら、イイ値付けと思いましたのよ!(笑)

ごちそう様でした!(イチパー。)