お店を出て、このまま地下道を行くか、地上に出るか?
地下道から階段を上がるのはしんどそうなので、地上に出ます。
新宿通りから、靖国通りに抜けます。
新宿ピカデリーさんへ到着しました。
靖国通り側から入ると、正面?の階段が「藤枝梅安」仕様になっています!(笑)
横のエスカレーターで中2階に上がります。
エスカレーターで2階に上がります。
親方がチケットを発券に行きます。
チケットです。
映画のポスターとかパチパチ撮ります。
「かがみの孤城」のサイン入りポスターですねえ。
左上のサインは原恵一監督です。
「RRR」と言う映画のサイン入りポスターです。
問題はこのサインがどなたのだか、さっぱりわからないってことですねー!
吹き抜けを挟んで「藤枝梅安」のポスターです。
映画館入口で、階下の階段を臨みます。
13時20分過ぎ、開場しました。
「7番スクリーンは、11階ー?」
道理で、エレベーターに並んでいる人たちがいるわけだ!(笑)
ウチらは、つづら折りのエスカレーターを11階までヒイヒイ上がります!(笑)
11階の劇場に到着しましたー!
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感想です。
ネタバレがありますので、映画を観てない方はここでページを閉じてください!
この先読んでネタバレしても、私は責任取りませんのよ。
ざっくり言うと・・・
チャイ売り少年が、映画に魅了され、そして旅立つ。
・・・って感じでしょうか。(ざっくりすぎるか?)
原題は「LAST FILM SHOW」。
「FILM SHOW」が「映画上映」という意味らしいです。
まあ「最後の上映」ってことでしょうね。
邦題の「エンドロールのつづき」が相応しいか不明ですが・・・
原題だと意味がワカランですかねえ?
主人公サマイ少年は、小学校3~4年生くらい。
グジャラート州の田舎町に住んでます。(←インドの北西部、パキスタンと国境を接する地域)
学校に通いながら、駅で家業のチャイ売りを手伝っています。
貧しいチャイ売りの父親の口癖?は、
「バラモンなんだ!」
「バラモン(司祭)」
「クシャトリヤ(王族・武士)」
「ヴァイシャ(農商工)」
「シュードラ(隷属民)」
・・・に分かれています。
(実はその下に「不可触賤民」という階級があります。)
昔は、各カーストの職業についていたみたいですが、
最近はカーストと職業、貧富の差は関係ない事が多い?らしいです。
ある日、家族で町に映画を見に行き、サマイは映画そのものに魅了されます・・・
学校をサボり、映画館に通い詰めます。
映写技師と取引して、映写室から映画を観るようになります。
そして・・・
何といっても、映像が美しいです。
日常生活を描いたシーンの間に、色とりどりの光が出てきます。
この監督、間違いなく「光と陰に魂を奪われた」タイプの人間ですねえ!
サマイ役の少年、スゲー演技が達者!(←今回が初めてらしいです。)
母親役がスンゲー美人!(ちょっとトウが立ちかけてますが・・・)
この映画のもう一つの側面が、インド料理です。
料理上手な母親が、サマイのお弁当として作る、私が見たことのないインド料理です。
覚えているのは・・・
縦に十字割りにしたナスに、スパイスペースト?を挟んで、煮込んだの。
オクラの空洞に、スパイスペースト?を挟んで、煮込んだの。
ホウレンソウを生地の間に挟んで、切り分けて煮込んだの。(←ラビオリみたい。)
・・・とかとか。
この調理風景も、美しい映像です。
なんか、そのまま環境映像?とかに使えそうなくらいでした!
記事を書くので、いろいろ確認しました。
これは監督の実体験を元にしているとの事ですが、どこまでが実体験なんでしょうねえ。
いろいろ言い足りないけど、これは映画を観てほしい!(笑)
割とオススメです!
映画が終わってエスカレーターで1階まで降りてきます。
藤枝梅安の階段に誰もいないので、改めてパチリと撮ります。
さて、駅に向かうよー!
おねえさんが歌ってました。
画面右側に動画撮影をしてるっぽいスタッフさんが何人か。
プロモーションの動画とか撮ってらっしゃるのかしら?
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この2月13日に、漫画家の松本零士先生が「星の海」に旅立たれました。(享年85)
「遠く時の輪の接する処」で、新たな作品と出会える事を楽しみにしてます。(合掌)
2月21日に、プロレスラー武藤敬司選手が引退されました。
お疲れ様でした。
突然の訃報でした! 笑福亭笑瓶さんが・・・(享年66)(合掌)