ハートランドの「のみのみくいくい」

信州の酒を勝手に応援する連合会

映画「エンドロールのつづき」@新宿ピカデリー。(2023.2.18土)

お店を出て、このまま地下道を行くか、地上に出るか?

地下道から階段を上がるのはしんどそうなので、地上に出ます。

 

新宿通りから、靖国通りに抜けます。

 

新宿ピカデリーさんへ到着しました。

 

靖国通り側から入ると、正面?の階段が「藤枝梅安」仕様になっています!(笑)

横のエスカレーターで中2階に上がります。

 

エスカレーターで2階に上がります。

親方がチケットを発券に行きます。

 

チケットです。

 

映画のポスターとかパチパチ撮ります。

 

かがみの孤城」のサイン入りポスターですねえ。

左上のサインは原恵一監督です。

 

原作の辻村深月先生と、音楽の富貴晴美先生です。

 

「RRR」と言う映画のサイン入りポスターです。

 

問題はこのサインがどなたのだか、さっぱりわからないってことですねー!

 

吹き抜けを挟んで「藤枝梅安」のポスターです。

 

映画館入口で、階下の階段を臨みます。

 

13時20分過ぎ、開場しました。

  「7番スクリーンは、11階ー?」

道理で、エレベーターに並んでいる人たちがいるわけだ!(笑)

ウチらは、つづら折りのエスカレーターを11階までヒイヒイ上がります!(笑)

 

11階の劇場に到着しましたー!

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感想です。

ネタバレがありますので、映画を観てない方はここでページを閉じてください!

この先読んでネタバレしても、私は責任取りませんのよ。

 

ざっくり言うと・・・

チャイ売り少年が、映画に魅了され、そして旅立つ。

・・・って感じでしょうか。(ざっくりすぎるか?)

 

原題は「LAST FILM SHOW」。

「FILM SHOW」が「映画上映」という意味らしいです。

まあ「最後の上映」ってことでしょうね。

邦題の「エンドロールのつづき」が相応しいか不明ですが・・・

原題だと意味がワカランですかねえ?

 

主人公サマイ少年は、小学校3~4年生くらい。

グジャラート州の田舎町に住んでます。(←インドの北西部、パキスタンと国境を接する地域)

学校に通いながら、駅で家業のチャイ売りを手伝っています。

貧しいチャイ売りの父親の口癖?は、

  「バラモンなんだ!」

 

インド・ヒンドゥー教カーストでは上から・・・

  「バラモン(司祭)」

  「クシャトリヤ(王族・武士)」

  「ヴァイシャ(農商工)」

  「シュードラ(隷属民)」

・・・に分かれています。

(実はその下に「不可触賤民」という階級があります。)

昔は、各カーストの職業についていたみたいですが、

最近はカーストと職業、貧富の差は関係ない事が多い?らしいです。

 

ある日、家族で町に映画を見に行き、サマイは映画そのものに魅了されます・・・

学校をサボり、映画館に通い詰めます。

映写技師と取引して、映写室から映画を観るようになります。

そして・・・

 

何といっても、映像が美しいです。

日常生活を描いたシーンの間に、色とりどりの光が出てきます。

この監督、間違いなく「光と陰に魂を奪われた」タイプの人間ですねえ!

サマイ役の少年、スゲー演技が達者!(←今回が初めてらしいです。)

母親役がスンゲー美人!(ちょっとトウが立ちかけてますが・・・)

 

この映画のもう一つの側面が、インド料理です。

料理上手な母親が、サマイのお弁当として作る、私が見たことのないインド料理です。

覚えているのは・・・

  縦に十字割りにしたナスに、スパイスペースト?を挟んで、煮込んだの。

  オクラの空洞に、スパイスペースト?を挟んで、煮込んだの。

  ホウレンソウを生地の間に挟んで、切り分けて煮込んだの。(←ラビオリみたい。)

・・・とかとか。

 

この調理風景も、美しい映像です。

なんか、そのまま環境映像?とかに使えそうなくらいでした!

 

記事を書くので、いろいろ確認しました。

これは監督の実体験を元にしているとの事ですが、どこまでが実体験なんでしょうねえ。

いろいろ言い足りないけど、これは映画を観てほしい!(笑)

割とオススメです!

 

映画が終わってエスカレーターで1階まで降りてきます。

藤枝梅安の階段に誰もいないので、改めてパチリと撮ります。

さて、駅に向かうよー!

 

おねえさんが歌ってました。

画面右側に動画撮影をしてるっぽいスタッフさんが何人か。

プロモーションの動画とか撮ってらっしゃるのかしら?

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この2月13日に、漫画家の松本零士先生が「星の海」に旅立たれました。(享年85)

「遠く時の輪の接する処」で、新たな作品と出会える事を楽しみにしてます。(合掌)

 

2月21日に、プロレスラー武藤敬司選手が引退されました。

お疲れ様でした。

 

突然の訃報でした! 笑福亭笑瓶さんが・・・(享年66)(合掌)