ハートランドの「のみのみくいくい」

信州の酒を勝手に応援する連合会

映画「PEACE NIPPON」@『新宿バルト9』。(2018.7.28土)

新宿駅に到着。
東口改札を出て地下道を伊勢丹方面にひた走ります。
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途中で地上に出て、映画館に向かいます。
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何やらイベント開催みたいです。
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ああこれですか!
大丈夫なのかなあ?
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台風12号が接近しているため、強い風が吹いてます。
  「何で地下道で行かないのですか?」
  「つながって無いのです!」
あらま!
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映画館ビルの1階ロビーで、友人がチケットを発券します。
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エレベーターで一気に上がり、最後にエスカレーターで映画館フロアに到着しました。
友人に問います。
  「何でこっちの方は、“未来のミライ“のフードがあるの?」
  「東映系だからです。」
ほんまかいな!
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友人がチケットを下さいます。
  「ピースニッポって何ですか?」(←まだ何を観るか解ってないヤツ。)
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憚ってから、座席を確認して入場します。
予告編は始まってますが、ギリギリセーフです?
友人が予約した、一番後ろの座席に着きます。
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●感想です。(ネタバレがあります。)
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映画のオープニング、白い着物の女性が、真っ白い雪原を草履で歩いています。
回りに何もない中、真っ赤な番傘を指して歩いています。
それをドローンが回り込みながら撮って行きます。
真上から撮影すると・・・「日の丸だ!」
(友人によると、白い着物は婚礼衣装で、綿帽子を被れば完璧だそーです。)
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「日本人の精神」「日本の四季」「一期一会の旅」の3部から成っています。
非常にキレイな映像と音楽で構成されている映画です。
熊本城とか、阿蘇の天空の道とか、今は見られなくなっている風景があります。
つい最近、西日本豪雨災害で見られなくなった風景もあったです。
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キレイな映像が淡々と流れますので、ついつい「落ち」ます!(笑)
私も数回「落ち」ました!(笑)
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映画終了後に、中野裕之監督と「タモリ倶楽部」のソラミミスト安斎肇さんが登壇します。
撮影の裏話を興味深く拝聴しました。
元々、ミュージックビデオの監督さんなので、映像に音を合わせるのが非常に上手いです。
動きに合わせて、音楽を調整されたそうです。
(スキーで転んだ時にそんな音を合わせたとか。)
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また、この映画を見ている方が、皆「落ちる」ので、起こすような音を入れたそうです。
(つまり、監督自ら「寝る映画」だと暴露しているのです!笑)
最後のシーン、山をドローン撮影していると、その山の上にいた人がドローンに気が付いたそうです。
犬を抱き上げてみせたとかなんとか。(笑)
多分、2度3度と観た方が、より楽しめる映画だと思います。(笑)
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この映画に8年くらい掛かっているそうです。
自然を撮影するので、チャンスが来るまで待たなければならないのです。
また、いろいろな事について監督自らが確認したそうです。
(スタッフが総出で確認してくれる映画じゃないからです。)
その間に、地震があり、洪水があり、撮った風景が変わってしまいました。
この映画が貴重な記録になってしまったのです。
監督は、風景を撮った写真や動画を保存出来る方法を、只今模索中だそーです。
面白そうですねえ!(笑)
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映画の撮影は、監督が一眼レフで4K動画をとりつつ、スチール写真も撮るようです。
ドローンも監督自ら操縦したそうです。
そうすると、冒頭の雪原も監督が操縦されたのですかー!
スゴいのは、打上花火の中にドローンを突っ込ませた動画です!(爆笑)
もう法律が変わって、同じ方法で撮ることは出来ないそうです。
コンピュータグラフィックで再現出来るかもしれませんが、ホンモノの映像はイイです!
(海外でやればイイのさ!笑)
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終了後にパンフレット購入者にサイン会が開催されました。(ボカシてます。)
パンフは早々に売り切れたようで、友人が悔しそうです。
キレイな映画ですから、ご覧になればよいと思います。
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下に降りてみると、外は台風で強風大雨状態です。
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様子を見て、弱まったタイミングで隣のビルまで走ります!
いやー、参った!(笑)