ハートランドの「のみのみくいくい」

信州の酒を勝手に応援する連合会

映画「花筐/HANAGATAMI」@『有楽町スバル座』。(2017.12.23土・祝)

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浅草から「東西めぐりん」という地域バスで、上野駅に向かいます。
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パンダの赤ちゃん「シンシン」の一般公開が、この12月19日から開始されました。
その影響で、「めぐりん」の上野駅(上野公園側)のバス停が当分使用出来ないらしいです。
上野駅・入谷口に設置された臨時バス停で降ります。
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上野駅はパンダの赤ちゃんフィーバーです。
それ自体はイイのですが、和歌山にもいるのになー、とか思います。(笑)
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山手線で有楽町駅に移動します。
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駅前ビルにある映画館に急ぎます。
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10時50分、『有楽町スバル座』さんに到着しました。
「花筐/HANAGATAMI」と言う映画を観ます。
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チケット売場前の柱に貼られたポスターには、ご出演の皆様のサインが入っています。
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こんな感じですねえ。
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●感想
(ネタバレがあります。)
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友人に連れられ、いつも通り予備知識ゼロで映画を拝見します。
どんな映画なのか、理解出来ないまま見終わりました。
  戦争映画といえば戦争映画、
  反戦映画といえば反戦映画、
  青春映画といえば青春映画、
混沌としていました。(笑)
戦争直前の日々、若者は目標があるのかないのか?
その中で、出来る事がかわいい不良ごっこ?なのかなあ?
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映像は綺麗です。
見て思ったのは、背景が合成っぽい感じです。
野外ロケのような撮影もありますが、ここでも背景が合成っぽい感じが、たまーにあります。
映画全体を見た感じですが・・・
風邪で熱にうなされている時、その夢の中で見ている風景・・・とかそんな感じがします。
映画らしいと言えば、非常に映画らしいと思います。
原作は檀一雄さんの小説らしいですが、読んだ事はありません。
これを機会に、ちょっと読んでみようかなと、思ったり思わなかったり。(笑)
最後に語られる70代?の主人公の様子が、見たことある感じです。
そーか! マンガ「もやしもん」の沢木の後日っぽいですね。(笑)
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主人公を演じる窪塚さんは、30代だけど10代後半の大学生を演じています。
結構気持ち悪いって言うか、気持ち悪いです。(笑)
それを考えるとイイ演技なのかな?(笑)
満島さんは、前夜にお姉さんの満島ひかりさんの対談をテレビで見ました。
その印象が強いせいか、寝ぼけ眼で見ているとナカナカに変な感じです。
それを除くと、正統派のイケメンですね。
長塚さんは、申し訳ないけどこれこそ10代後半には見えません。
スゲーと言えばスゲー演技でした。(笑)
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PG12なので、ビミョーにエロが足りないです。(笑)
ただ細かいところで微妙にエロいんですよね。
まあ女性がその後に歩いて帰る時、ちょっとガニマタ気味とか。(笑)
微妙にぼかしが入っていて、乳首とか見えないんですよー! 残念!(笑)
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記事を書くにあたり、この映画の情報をいくつか拝見しました。
この映画は、大林監督がデヴュー作の前に、すでに脚本を完成させていたとか。
その脚本を元に映画を撮ったそーです。
監督はガンで余命3ヶ月と宣告されましたが、そのまま映画を撮り続けたそーです。
余命3ヶ月から、1年以上生きてらっしゃる・・・っていうのも凄い話だな。(笑)
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この映画で一つ面白かったのは、観客の皆さんです。
映画が終わってエンドロールが流れる時、フツー何人も席を立って外に出るんです。
この映画の、この日この回については、私が見る限り誰一人席を立ちませんでした。
面白かったです。(笑)