ハートランドの「のみのみくいくい」

信州の酒を勝手に応援する連合会

東京大塚「ちょこだま酒の会2013年6月・ちょびんの基本~だしをしる~」。(2013.6.23日)

_
イメージ 1イメージ 2
_
まいどお馴染み?、東京大塚のワインバーを借りて行なう日本酒イベント「ちょこだま 酒の会」です。
2013年6月のテーマは「ちょびんの基本~だしをしる~」 ・・・だそーです。
つまり、『ちょこだま』料理人のちょびんくんの基本の「き」!(笑)
_
18時開始だと言うのに、18時ちょい過ぎに到着した私・・・失礼しました・・・
まあギリギリ開宴前だったんですけどね!(笑)
_

_
●1.松本市・笹井酒造「笹の誉 どぶろく
イメージ 8
イメージ 9_
まずは乾杯!
うおー! 美味い!
そのままで゛も美味いですが、炭酸で2倍に割ってもナカナカのものです。
新橋でもやってみようかしらん。(笑)
_
_
イメージ 10前菜です。
▼1.「五種類のだし違いの焼きナスの冷製おひたし」
はいはい。
ダシに浸けた「おひたし」ですね。
よくある「ホウレン草のおひたし」って、茹でてから冷水に取り、水を絞ってからオカカと醤油を・・・ですね。
それってそもそも「浸して」ないぢゃん!・・・って常々思ってます。(笑)
 
 
 
 
 
_
イメージ 11
_
↑左「羅臼産・昆布ダシ」と、右「羅臼産・昆布ダシ+枕崎産。鰹節ダシ」
_
イメージ 12
_
↑左「千葉産・煮干ダシ」と、右「信州産・椎茸ダシ」
_
イメージ 13
_
↑「八方ダシ(煮物ダシ:昆布ダシ+鰹節ダシ+椎茸ダシのブレンド)」
私のダシの基本は、昔飲んだ味噌汁の煮干ダシですが、今回は椎茸ダシが濃くて良かったです~!(笑)
_
_
●2.兵庫県神戸市・太陽酒造「仙介 特別本醸造 原酒 一火」
イメージ 14イメージ 15
_
ドライですが、私はちょっと甘さを感じます。(←いや、私は「舌」の方向性がおかしいですからね!)
19度もあるとは感じませんねえ。(笑)
お米の香りがします。
_

_
刺身です。
_
イメージ 4イメージ 3_
▼2.「だし醤油で食べるお刺身~千葉産とろかつお&わらさ」
このダシ醤油は、醤油とみりんを1:1に、カツオダシを合わせて煮詰めたモノだそーです。
甘さの少ない、あっさりした「そばつゆ」つて感じでしたね。
_
イメージ 5
_
イメージ 6
_
カツオ、皮のあった辺りは脂がノってる感じですが、身の方は「赤いガラス」みたい!
_
イメージ 7
_
ワラサはブリのちっちゃいヤツですが、夏場なのでさっぱりしてますね。
_

_
●3.奈良県御所市・千代酒造「篠峯 純米 遊々7号 無濾過生原酒」
イメージ 16イメージ 17
_
甘酸っぱいです~!
ややコハク色、ほんのり微炭酸です。
_

_
●4.中川村・米澤酒造「新今錦伝 自然共生901」
イメージ 25イメージ 26
_
あっさりしてますが、酸がしっかりして甘味少なめ。
ドライな白ワインっぽいとの事ですが、確かにそんな感じのお酒ですねえ。
_


_
焼き物です。
イメージ 18イメージ 19
_
▼3.「カナディアンスペアリブの ちょびんだし漬け焼き」
ダシ醤油?に5時間漬けてから焼いた豚のアバラ肉ですね~!
ワサビが合うってんで、お隣の方が頼んだらこんなに来ました!(笑)
いやいや!(笑)
盛ってある皿は・・・ぱっと見て判りますよね。(現場では黙ってましたが。笑)
はいおしぼり皿ですね。(笑)
_
イメージ 20
_
イメージ 31
_
イメージ 37
_
ワサビを塗りたくってガブリ!
脂のせいか、あまりカラさは感じませんでした。
骨の回りをしゃぶりつくします!
_


_
●5.福島県会津若松市・辰泉酒造「辰泉 純米吟醸原酒 京の華 別誂え」
イメージ 27イメージ 28
_
ちょっと古い酒米「京の華」を使用した純米吟醸です。
肉に合わせるので、しっかりしたお酒との事でした。
すんません、私はあっさりしたお酒だなあ・・・と感じました。(笑)
やや甘、やや渋。 この渋が肉には合うかもしれません。

_


_
本日のメインイベント! 煮物対決!(笑)
▼4.鰹節と昆布だしで炊いた鶏もも肉と手作りがんもの煮付け
 vs 本だし(笑)で炊いた鶏もも肉と手作りがんもの煮付け・・・(笑)
_
イメージ 38
_
イメージ 39_
ダシ以外は、がんもどき・鶏モモ肉や調味料まで、一緒だそーです。
「どちらが何」ってのは、食べてる時点ではウチらに知らされておりませんでした。
まず小振りのがんもちゃんを頂きます。
美味いなあ。 こっちかなあ。(笑)
_
イメージ 40
_
イメージ 41
_
続いて普通サイズのがんもです。
うーん美味いなあ。(笑)
確かに違いは解るんだけど・・・
  「はい、最初の方が ”本だし” だと思う方!」
  「では後の方が ”本だし” だと思う方!」
挙げた手を見ると、後の方がやや多いかな。(私は「後」でした!)
_


_
●6.福島県喜多方市大和川酒造「弥右衛門 純米吟醸 生原酒 こだまSP」
イメージ 32イメージ 33
_
さっぱりしたお酒ですねえ。 お米の香りがします。 香りがいいです!
1年以上、たけさんトコで寝かせておいたお酒だそーです。
古酒っぽさとか、感じないのはそう言うお酒なのか、私の鼻が利かなくなっているのか・・・(笑)

_


_
煮物です。
イメージ 21
イメージ 42
_
▼5.「北海道産 浅羽カレイの煮付け」
ナメタガレイほどではないですが、結構大きい切り身です!
_
イメージ 22
_
私の取ったのは、身が少ないですが、卵がたっっっっぷり!
京風なのか、スゲー薄味であっさりしてます。
普段頂戴している、河岸の食堂の煮付けとは全然違います。
私は江戸風の味付けが好きですが、これはこれで美味しいです。
_
イメージ 23
_
イメージ 24
_
コリコリプチプチ弾ける歯応えを堪能いたしました!(笑)
_


_
●7.福島県河沼郡・曙酒造「天明 純米大吟醸 中取り伍号 生 こだまSP」
イメージ 29イメージ 30
_
あっさりめ、キレイなお酒です。
ほんのり「うすにごり」なのかなあ。
たけさんが頼んで、お蔵で1年寝かせたお酒。

_


_
揚げ物です。
イメージ 34
_
▼6.揚げ出し豆腐!
_
イメージ 35
_
デカいなあ。(笑)
個人的にはクォーターサイズが4個の方が好きです。(笑)
豆腐と揚げた衣とのバランスって意味ですね。
_
〆の食事です。
イメージ 36
_
▼7.鰹節と昆布だしの冷製茶漬け with 山形のだし
いやいや、「山形のだし」はダシじゃねーぢゃん!(笑)
ざくざくと掻き込んで、ごちそう様でした!
_
えーと夏野菜を細かく刻んで、醤油で味付けしたのが山形の郷土料理「だし」です。
納豆昆布を使って、粘り気を出したりもします。
これと似ているのが、ウチの田舎の「やたら」です。
夏野菜を細かく刻むのは一緒です。
基本の味付けは、細かく刻んだ味噌漬けと「ぼたこしょう」というピーマンみたいな唐辛子です。
ウチでは「ぼたこしょう」は使わないし、味付けも塩や醤油だったりします。
_
お燗酒とかも出てきました!
おっといかんいかん!
電車が無くなる前に帰らないと!
ごちそう様でした!
_
_
え? 煮物対決の答えですか?
先に供された方が「本だし」でした!
私は間違えました! 恥ずかし~!(笑)
言い訳ですが、後の方が甘味が突出している感じで、先の方がバランスが良かったのですよ!
翌日、会社で昼メシを食ったら、先を選んだ理由がわかりました。
会社の味噌汁と同じ味ぢゃん!(爆笑)