ハートランドの「のみのみくいくい」

信州の酒を勝手に応援する連合会

【写真追加】佐久・武重本家酒造「2011蔵元開放」(その1)。

3月11日(金)の東北関東地震で、翌日・翌々日に企画されていた、各地の蔵開きイベントが中止になりました。
まあ、それはしょうがないですよ。
自粛ムードの中、
  4月12日「関東信越きき酒会」
  5月 9日「長野の酒メッセin東京」
の中止が発表され、また3連休初日である
  3月19日「上諏訪街道・春の呑みあるき」
も中止になりました。
毎年「春分の日」に蔵開きを開催する武重さんトコも、「まあ、中止だろうね」と確認もしなかったのです。
昨日(3月20日)、何気なくHPを開いたら「開催します」との事!
をを! よぉし、よくやった!
・・・そんなワケで、佐久市(旧望月町)のお蔵に勇んでやってきたのです!
イメージ 1

けど到着したのが9時半で、10時開始に向けて最後の準備中。まだ始まってません。(笑)
15分前にヒゲの社長が登場、蔵開きの始まりです~!
イメージ 12
イメージ 22
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
この日は雨で、例年だと中庭(?)に設けられる販売所が建物内に設置されました。
試飲する前に、一番最初にお酒を買ったのは、私だ~!(笑)
 
イメージ 25
 
その後、試飲会場へ向います。
開始直後なので、会場はまだまだ空いています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 26
イメージ 27
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
蔵元開放限定販売の大吟醸21年古酒      この日から発売開始の大吟醸無濾過生酒うすにごり
古酒は相変わらず古酒っぽくないです。      ちょっと生くさいけど、ナカナカ美味しいです。
 
イメージ 28
イメージ 2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
お燗はぬる燗でした。
お酒は左から「御園竹 旨口 山廃酒」「御園竹」「(80%精米)」
80%はお米の味がイイですが、個人的にはもうちょっと
ズドンと来てもいいのかなと思います。
 
 
普通酒なんですが、山廃原酒の生というワケのワカランお酒です。(笑)
ちょっとあっさりしている感じですねえ。
 
イメージ 4
イメージ 3
 
「おつまみ」という事で、乳酸菌熟成旨味チーズ(醸すぞ!)、
緑が鮮やかな、レモン風味+大葉入り野沢菜漬け、
そして野沢菜の古漬けです。
個人的には古漬けの「茎」がベストですな!(笑)
(葉っぱなんか食うのはシロウトですわ!笑)
 
---
 
今季の新酒、フルラインナップです。
イメージ 5イメージ 6
 
イメージ 7イメージ 8
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 9イメージ 10
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 11イメージ 13
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
個人的に一番気に入ったのが、「純米しぼりたて生」と「純米 多酸」の2つです。
私はやや甘めで酸がしっかりしたのが好きなので、これはストライクど真ん中ですね~!!
 
 
イメージ 14
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 15
 
この日から発売の「大吟醸 無濾過生」は
この仕込12号と13号のブレンドだそうです。
飲み比べると・・・私は右の13号が好みです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 16
 
新酒の瓶の反対側は、壜に入った市販品が
ずらりと並んでいます。
新酒は全部頂きましたが、市販品は・・・
 
何せ全部頂くとエライ事になりますから~!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 18
イメージ 17
 
 
 
 
 
 
市販品で頂いたのは、貴醸酒(お酒で仕込んだお酒)の「牧水・極貴」。
みりんドリンカーの私としては外せません!(笑)
そして「御園竹 濃醇旨口山廃原酒」と「蔵内生熟成」、どちらも濃い目の味わいがたまりません。
 
 
試飲会場隣でも、別の試飲をやっています。
イメージ 19イメージ 20
 
昨季に試験醸造した壜内二次発酵の低アル発泡清酒
2010年末に発売予定でしたが、ちょっと延びてこの4月より
発売開始だそーです。
ネーミングも『泡千香』から 『泡泉花』になりました。
 
ナカナカにシュワシュワで美味しいですねえ。ちょっとお高いのが難ですがイイと思います。
 
飲み較べもありました。
イメージ 21イメージ 23
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
どちらも左から、今年、昨年、一昨年の同じ銘柄のお酒です。
熟成によってどう変化するかという話のようですね。
「御園竹 旨口」は、2年熟成で出しているそうですが、私は真ん中の1年のが好みでした。
これは2年熟成より1年熟成が良いという話ではなく、毎年のお酒の出来の違いによるものと思います。
来年はそれが出てくるので、ちょっと楽しみです!(笑)
 
「御園竹 山廃原酒」は2年が美味いです。(笑)
 
 
イメージ 24
 
「春花見」として造ったお酒が2本。
仕込7号と8号を試飲させて頂きました。
私は右の8号が好みでした。
 
ちなみに今年の「春花見」は8号だそうです。