ハートランドの「のみのみくいくい」

信州の酒を勝手に応援する連合会

信濃町「古式手打ちそば・樹香(じゅこう) インター店」。

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上信越道信濃町インターを出て、R18方面へ左折してすぐにあります。
道にノボリが立っているのでそれと分りますが、まあ気が付きにくいですよ。
こちらは仮に「インター店」としてますが、じゃあ本店はどこ?
それは、R18を野尻湖方面に向かって、ちょっと行った場所にあります。
国道から一本奥に入ったところにあるペンションなんですが・・・(笑)

ご存知の方はご存知なんですが、ここのお店は以前「喜六亭」というおそば屋さんでした。
 (「喜」は「七」が3つのヤツです。私は2001年に伺いました。)
美味しいお店でしたが、いつの間にか閉店され、何年も草ぼうぼう状態でした。
で、樹香さんは09年4月からこちらのお店を始めたそうです。

伺ったのは12/31のちょうどお昼でした。
激しく降る雪の中、何とかお店にたどり着きました。
「ざるそば」(800円)も考えましたが、久し振りの樹香さんなので「ちらしそば」(1,350円)を注文しました。
 (これも2001年に食べました。)

板張りの床に座卓と座布団ですから、基本的に以前のままの印象です。
違うのは囲炉裏みたいのがあって、カウンター風のイス席になっているくらいですかね。
3面がガラス窓(二重)になっていて、雪が降るのが良く見えます・・・というか、降りがスゴクないかい?
20分ほど待って、ようやくそばが来ました。
そうです「ちらしそば」とは、天ぷら・とろろ・刺身が載っているそばなのです。

天ぷらは、ナス・レンコン・ピーマン・エノキ茸。
刺身は、タイ?・マグロ・タコ、各2枚ずつ。
マグロの下に、とろろ。
カボチャ・ニンジン・水菜?の茹でたのと、切り海苔が載ってます。

9年ぶりに食ってみます。
そばはまあまあです。
つゆは薄めですが、そばには合っている感じです。
天ぷらは、まあそれなりです。
問題は、前回も思った通りに「刺身が合わない!」。

いや、刺身自体は美味しいんですよ。
問題はそばつゆと刺身の相性てす。
天ぷらみたいにそばつゆに浸けて食べなきゃならんですが、つゆの薄さと決定的に合わないです。

普段、刺身には「濃口しょうゆ」ですし、風味や色が濃厚な「刺身しょうゆ」ってのもあります。
薄めのそばつゆでは、つゆが刺身に負けちゃうんだと思うんですね~。
それに、刺身をつゆに浸けると、そばつゆが生臭くなる気がするんですよん。
いかがでしょうか?
 (私個人の意見ですが、刺身を薄切りにして「ヅケ」にして載せたらどーでしょ?)

食い終わったころ、茶碗が2個置かれました。
1つは緑茶、もう1つは?
 「お汁粉です。よかったらどうぞ。」
お餅とか入ってない、冷たくした一口分の田舎汁粉でした。
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2点ほど、気になったことが。
大変に手間のかかるメニューは判りますけど、調理時間がかかり過ぎじゃないのかな?
時間がかかるのは判っているのだから、何とかしてもらいたいです。
途中からお客が2人来たけど、それまでは私一人だったんだから。

もう一つ。
短いそばが結構ありました。
打ちの問題か、茹での問題かは不明ですが、短いのが多かったのは事実です。
あろう事か「お団子」まで入っていたのですから!
がんばって頂きたいな、と思います。
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食い終わって外に出たら、私の車が埋まってました・・・
お店のおねーさんに手伝ってもらい、10cm近く積もった雪を、屋根から窓からボンネットから降ろしました。
店に30分いただけでコレかよ~。
さすが、小林一茶の故郷だぜ~!!(笑)

その後はもう、猛吹雪で前方はホワイトアウト状態!
対向車のヘッドライトが、ホントに近付くまで見えないのです!
あ! 前方に右折待ちで停止している車を発見!!
スピードは落としてたけど、下り坂なのでブレーキが効かない~!!(泣)
ぶつかる~!! お釜を掘っちゃう~!!!(泣)
直前に左ハンドルを切って逃げられたのと、前車が発進してくれたおかげで衝突しなくて済みました・・・死ぬかと思った・・・
 (ABSのおかげで助かった。雪道にABSは必要だけど制動距離は伸びます・・・)