ハートランドの「のみのみくいくい」

信州の酒を勝手に応援する連合会

信州のブドウ・2009(その2)。

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●6.エレガントローズ
赤系の大粒ぶどうで、最近の品種らしいです。
「種無し」とありましたが、食ってみたらバリバリに種有りでした。(爆笑)
たぶん、種無し処理に失敗したんぢゃねーかと。(笑)

硬めのサクサク系で、甘味はまあまあ酸味は少ないです。
皮との実離れはよくないです。
種無しなら皮食いの系統と思いますが、ちょっと皮が厚いです。

青い部分が残っているので、完熟ではない気がします。
けど青い実でも十分に甘いです。
よーく注意するとほのかに渋みを感じますが、気にはなりません。


●7.ピオーネ
「巨峰」と「カノンホールマスカット」を交配させ、静岡で開発されました。
黒系の大粒ぶどうです。
種無し・皮食いの系統と思いますが、ちょっと皮が厚いです。
実はやや柔らかく、甘味は強く酸味は少ないです。
皮との実離れは、そんなに悪くないです。
結構良い香りがします。

種無しなんですが、ぢつは種の小さいのが残っていました。
これも種無し処理に失敗したんぢゃねーかと。(笑)
直売所だとこんなモンかなあ。


●8.スチューベン
米国系のブドウで、日本には明治頃に導入されたらしいです。
原産地はニューヨーク州のスチューベン郡らしいです。
 (NYCでわなく、五大湖近くのようです。)
青森が主産地らしいです。

黒系の中粒ぶどうです。
種有りですから、皮食いではないようです。
甘味は強く酸味は余り感じないです。
(但し、種の回りはちょっと酸っぱいです。笑)


●9.ハニーシードレス
「巨峰」と「コンコードシードレス」を交配させて開発されました。
3倍体なので、元々が種無しのようです。
甘味は強く酸味は少ないです。


●10.巨峰
お馴染みの巨峰ちゃんです。
「センテニアル」と「石原早生」を交配させ、静岡で開発されました。
正式には「石原センテニアル」と言うのだそうで、「巨峰」は商標名だそーです。

黒系の大粒ぶどうの代表格です。
種有り/種無し共に、皮食いではないようです。(ちなみにこれは種有り)
甘味は強く酸味は少ないです。
とは申せ、最近の品種の甘さに比べると、ちょっと控えめな感じがします。

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傾向から見ると、「大粒」「種無し」「皮食い」ってのがトレンドなのでしょうか。
つまり「丸ごと食べられる」品種が求められているようです。
また、意外に酸味が少ないのが多いです。
消費者の好みなんでしょうか。
 (これ以外にも、見かけただけで5種類以上ありました。)
 (とても買い切れない、食べきれないので来年に回しました・・・)
 (ブドウは秋のイメージですが、夏~初秋くらいが出荷時期です。)
 (すんません、今シーズンのブドウは大体終わりです。)