ハートランドの「のみのみくいくい」

信州の酒を勝手に応援する連合会

酒蔵開放(その9)。

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●十二六(どぶろく
仕込み日によって、どぶろくがどう変化するかって、もうお蔵でなきゃ飲めません!
前日3/19、半月前の3/3、2ヶ月前の1/17、5ヶ月前の10/20、
・・・に仕込んだどぶろくを端から試飲します。

3/19仕込みは、いかにもどぶろくって感じ。
3/3と1/17は、甘味がやや減ってちょっといい感じです。
10/20になると甘味が無くなり、シュワシュワのにごり酒って感じです。
もちろん米粒は残っています。
面白いなあ。(笑)

600mLで1,200円のを買ってきましたが、昨年より発酵が弱い感じです。
前回は当日持ち帰りましたが、少し吹いちゃって・・・(笑)
今回のは冷蔵庫に入れ忘れ、部屋にフツーに一晩置いといたのに吹いてないし。
もちろん美味いんですけどね。(笑)
ただ飲み過ぎると、翌朝も「どぶろく」くさいゲップが出ます。(笑)


●研究中のにごり酒
にこり酒って、当たり外れが激しいです。
つーか、世間の大体の製品は、糖類だの酸味料だのをぶち込んだ「まがい物」ですから。
本醸造にごりってだけで貴重ですからね。
昔、酒メッセで別のお蔵の「純米にごり」を頂いた時はビックリしました。
こんなに美味いモノなのか~!って。

で、研究中のこのにごり酒、ナカナカです。
吟醸香は感じられませんでしたが、すっきりさっぱりした感じが良いです!
面白いなあ。(笑)
こんな感じで、商品化前の酒が飲めたりするのがこのイベントの楽しい所です。


●白酒(甘酒リキュール)
こちらも研究中の製品です。
何だろうこれは? 甘いにごり酒?(←そのままじゃん。笑)
例えば、純米のにごり酒って甘くないんですよ。
それに米粒も残ってないし、シュワシュワも無いんですよ。
甘いのはどぶろくで、これは米粒が残っていてシュワシュワなんですよ。
米粒が無くて甘いってのは、初めてかもしれない。(笑)
面白いなあ。(笑)


野沢菜漬け
箸休めじゃないけど、試飲の友は野沢菜漬け(お葉漬け)です。
これが美味くて!!
素人さんは葉っぱの方を好みますが、私のようなプロ(←何だそりゃ)は茎ですね、茎!
この時季、野沢菜漬けは発酵が進んで酸っぱくなりがちですが、こちらのはナカナカ!
漬け方が良いのか、樽の置いてある場所が寒いのか、結構なモノです。
緑が鮮やかなのはシソ風味です。