映画の後、有楽町駅に向かって歩き、駅前の電気ビルヂングに到着です。
(「有楽町電気ビルヂング」→「有電ビル」って言い方もあるらしいです。)
ビル入ってすぐ、POLICE OFFICERS (お2人)が、女性からお話を聞いているみたい?
ウチらは地下への階段を転がり落ちて・・・憚りに飛び込んだのでした!
居酒屋さんですが、まだ忘年会の貼り紙のままですねえ。
まあ、「忘年会」って「年忘れの会」って事だそうです。
本来は「年齢を忘れてのお付き合い意味」だって聞いた事がございます。
それを考えると、年中開催しても構わないものですが・・・まあイイか。(笑)
親方が連れて行ってくれたのは、カウンターのみの小ぢんまりした日本酒バーです。
『蔵よし・有楽町店』さんです。
私も何度かお店の前を通った事がございます。
いつも開店前か、満席かで、お邪魔した事がありませぬ。
親方が突入します。
「2人です。」
おねえさんが、
「予約が入っているので、外(入口前のテーブル)でもよろしければ・・・」
とかおっしゃってます。
店内入って右側でお召し上がりの旦那さんが、文字通り「席」を譲ってくださいました。
イスから立って、そのイスをウチらの方へ!
「よろしいんですか? 申し訳ありません、ありがとうございます。」
固辞するのもアレなので、お礼を申し上げ、そのままご厚意を頂戴いたします。
ありがとうございます。
実は親方、以前にお邪魔した事があるようで、おねえさんが、
「ああ、お着物でいらっしゃった!」
とかおっしゃってます。
注文は誰かさんにお任せします。
「おかみ! 生ハムとにごり酒のセットを一つ!
それと別ににごりのセットを一つ下さい。」
あら、お若いので「女将」とは思わなかったわ。
・・・と言うか、店長=おかみという役職名みたいです。
メニューにあるこの日のにごり5種に、もう1種類を追加して、にごりセット(3杯)を2つ作って下さるとの事。
是非に! とお願いしました。
左から・・・
茨城「来福 もろみ酒」
「日置桜 八割搗き強力にごり」
福島「かすみロ万(ろまん) 純米吟醸うすにごり生原酒」
奈良「櫛羅(くじら) 純米 山田錦にごり 生原酒」
にごり酒って、基本的には冬から春までの季節限定です。
要は、酒造りしている寒い時のみに飲めるモノなのです。
(通年「にごり」を造ってるお蔵もございます。)
(酵母が生きてる「活性にごり」は、多分この時季だけと思います!)
頂きます。 うーん、美味いわー!(笑)
シュワシュワが穏やかなの、元気なの、
甘味の強いの、酸味しっかりなの、
赤いの、白いの、薄にごり、濃いにごり
さらりとしてるの、トロっとしてるの、米粒が残っているの。(笑)
「来福」のもろみ酒は、米粒が残っています。
おつまみの生ハムです。
生ハム・オリーブ・カマンベール?
(いつも思うのですが、カマンベールの「皮」って食べるの?)
おつまみ追加は、「締めサバレモン」です。
広島のレモンだそうで、皮ごとイケるそうです。
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ウチの雄町好きが、コレを見つけて欣喜雀躍です。(笑)
岡山の雄町(おまち)飲み比べセット
「大典白菊 純米吟醸 無濾過」
「加茂五葉 純米」
(「十八盛」は品切れでしたー!)
奈良「睡龍 特別純米」
お燗で頂きます。
酒器は錫製ですねえ。
錫好きの誰かさんは、製品を見ればどこの製品か大体分かるみたいです。
「能作さんです。」
厚手なので重いそうです。
私にはちょうどイイ重さです。(笑)
長期熟成酒(古酒)ですねえ。
常温とお燗で頂きます。
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誰かさんが、
「おかみ、粕汁を2つ下さい。」
お料理が到着しました。
具材を細かく刻んであります。
あまり酒粕っぽくなくて、優しい飲み口ですねえ。
お酒を追加します。
お店の限定酒「おかみのおもてなし 純米吟醸生原酒 越淡麗」
クラゲはスゲーコリコリです。
アボカドの漬けです。
ごちそう様でした!
多分、私が支払ったと思うのですが・・・いくらだっけ? 1万円くらい?
も一度憚って・・・帰るよー!(笑)
階段下に、新しいお店みたいです。