ハートランドの「のみのみくいくい」

信州の酒を勝手に応援する連合会

映画「高野豆腐店の春」@『シネスイッチ銀座』。(2023.8.18金)

銀座4丁目バス停に到着。

旧・三愛のビルは建替えです。

 

銀座4丁目交叉点です。

左が銀座のランドマーク、時計塔の和光本店さん。

右が銀座三越さんです。

 

和光さんのウインドウです。

なぜ超有名ネズミさんが?

 

オニツカタイガーさんのフラッグ?です。

 

あちこちで旗めいています。

オニツカタイガー・コンセプトショップですかー?

ああ、コレって何かで見た気がする!

 

晴海通り沿い、すずらん通り入口の先。

ヴェルサーチさんと、ヴォッテガ・ヴェネタさんの間に、

オニツカタイガーさんのコンセプトショップを発見しました!

 

真っ黄っ黄です! スゲー!

 

和光本店さんのすぐ裏の通りに、シネスイッチ銀座さんがあります。

10時直前に到着。

遅いって、怒られます。

(スマフォのQRコードで入場するので、メンバーが揃ってないとダメなのです。)

  「それはそうと、なんで朝10時集合なんですか?」

  「公開初日、最初の回で一番早く見たいじゃないですか!」

出来れば、私を巻き込まないでほしいです・・・

(午前中はホントにヤメテ!・・・と申し上げました。)

ーーーーー

 

感想です。

ネタバレがありますので、映画を観てない方はここでページを閉じてください!

この先読んでネタバレしても、私は責任取りません。

 

この日はこの映画を拝見します。

タイトルは「高野豆腐店の春」。

 

親方にお尋ねします。

  「高野豆腐(こうやとうふ)店?」

  「高野(たかの)豆腐店です!」

そう言っても、わざわざこのタイトルにする理由はないと思っています。

監督、絶対狙ってますよねー。(笑)

ちなみにウチの田舎では高野(こうや)豆腐とは言いません。

凍み(しみ)豆腐と言います。

(割と産地だと思います。)

 

一言で言うと・・・

豆腐屋の親娘が互いを思い合い、すれ違い、寄り添う、藤竜也劇場。」

何つーか、藤竜也さんが、豆腐屋の親父を全開バリバリで演じてらっしゃいます。

似合うなー。

上手いなー。

まさか、藤竜也さんありきの映画?(笑)

 

広島尾道豆腐屋で、毎朝豆腐を作る親娘です。

娘の「春」を、麻生久美子さんが演じます。

自身の健康不安から、出戻った娘に何やら画策します。

巻き込まれると言うか、積極的に関わりまくる商店街?の悪友たちとか。

割とオッサン多めな映画です。

 

藤竜也さん、昭和のガンコ豆腐職人(クソオヤヂ)を演じます。

仕事はきっちり、腕のいい豆腐職人です。

循環器系に不安があり、カテーテル手術を勧められてますが、ビビりなので手術に踏み切れません。

コミュニケーション能力が低いので、相手に好意があっても踏み出せません。

同じく、自分が不満だと、相手に対して結構失礼な態度を取ります。

映画公開時で、多分80歳代になると思いますが、まだ酒の飲み方が分かってません。

クソオヤヂですが、自分が悪かったら後でちゃんと謝れるのは、この年代のオッサンとしては、なかなか偉い。(笑)

(自分の感情を優先しなければ、そんな事にならないのですが。)

 

ちなみに、循環器系の持病ゆえに、ニトログリセリン錠を使用している場面があります。

知り合いに使ってる人がいて、以前お話を聞いた事があります。

  「すぐに使えるように、シャツの胸ポケットに入れておくのが MUST。」

  「舌下錠なので、飲み込むのではなく、舌の下に入れて溶かすようにする。」

・・・らしいです。

 

タイトルの「高野豆腐店の春」。

いろいろな意味を感じます。

  「高野豆腐店の(娘の)春」

  「高野豆腐店の(娘に)春(が来た)」

  「高野豆腐店の(親父に)春(が来た)」

・・・等々。

映画としては、まあまあ佳品と思います。

ご興味のある方は、ご覧になるとよろしいかと思います。

 

12時30分、映画館を出ます。

  「おそば屋さんに現地集合です!」

旦那さん、東京メトロの24時間券というのを購入しているので、乗り放題降り放題なのです!

 

私は銀座4丁目バス停を目指します!

 

マスクを外した三越のライオンくんです。