山手線で有楽町駅に到着。
東京ミッドタウン日比谷に向かって徒歩徒歩。
先日も写真をあげました『立呑みよもだ』さん。
インドカレーのうまい『よもだそば』さんの系列です。
とりあえず、安価にアルコールを摂取するにはよさそうなお店です。
並びのドイツビール屋さんは、3月17日開店みたいです。
・・・いつの間にやら誰かさんがどこにもいません。
どうやら私を置いて先に行ったようです。(爆笑)
日比谷のゴジラさんです。
東京ミッドタウン日比谷の正面広場で何やらイベント中です。
「千代田こどもの芸術祭」だそうです。
エスカレーターで4階の映画館に移動します!
ショートメールが届いていました。
「いつも通り4階ゴジラ裏」
ということで無事に合流。(笑)
(建物裏手の日比谷公園です。)
この日拝見するのは「Winny」と言う映画です。
何だっけ?
聞いたことがあるような単語ですが??
それにしても・・・
相変わらずこの映画館は、ポスターとか一切ないし、
各スクリーン入口にパンフレットも貼ってないし、
劇場としてどういう了見なのか疑問です。(笑)
ーーーーー
感想です。ネタバレがありますので、映画を観てない方はここでページを閉じてください!
この先読んでネタバレしても、私は責任取りません。
映画を観始めて気が付きました。
名前は知っているけれど私は使ったことがありません。
(会社の同僚は使っていたそうです。)
Winny 開発者の金子勇さんが、著作権法幇助違反で起訴されたって所から、第一審終了までが描かれます。
(最終的に最高裁まで行きます。)
ご本人は「知的好奇心に駆られたプログラムバカ」(←誉めてます。)として描かれてるように見えます。
最後にご本人の映像がちょろっと出てきます。
東出さんは、その雰囲気をよく再現してるように見えました。
(ご本人に比べてかっこよすぎるけど。)
弁護士役の三浦貴大さん、拝見するのはもしかして初めてかもしれませんが、いい感じで演じてらっしゃいました。
ご兄弟だけあってお兄さんと声が似てます。
(お兄さんの三浦祐太朗さんは、毎週水木18時~20時、FM NACK5「キラスタ」に出演中。)
私の知り合い曰く、ご本人役は三浦さんの方が合ってたかも、とかなんとか。(笑)
この裁判によって日本のIT技術が遅れた、その要因の1つであるのは、多分疑いのない事です 。
(現在も遅れたままです。)
天才プログラマーがその脂の乗った時期を裁判に費やし、プログラム開発できなかったのは日本の損失だと思います。
とは言え今、Winny は使われていません。
Winny が悪いわけではないけれど、コンピューターウィルスが広まったのが一つの原因と思います。
実際、Winny が無くても、今時欲しいファイルは検索すれば出てきます。
合法/非合法に関わらず。(笑)
(この時の裁判の論理によれば、現状の youtube は違法行為を助長しているという考えが出来なくもないですね。)
裁判を起こした警察や検察、判決を下した裁判官とかを罪に問えないのはわかってるのですが、なんか釈然としません。
何とかならないもんかねー?
ご本人が本当に無邪気な技術バカだったのか、それは私には分かりません。
ある程度高い志を持っていたようです。
とはいえ、法律が追いついていなかったのも事実です。
思ったのですが、Winny って今ぐらいのネットワーク環境じゃないと真価を発揮しないんじゃないすかね?
ああ、もったいない・・・
作品としては佳品と思います。
興味のある方はよろしくお願いします。