ハートランドの「のみのみくいくい」

信州の酒を勝手に応援する連合会

映画「Winny」@TOHOシネマズ日比谷。(2023.3.11土)

山手線で有楽町駅に到着。

東京ミッドタウン日比谷に向かって徒歩徒歩。

 

先日も写真をあげました『立呑みよもだ』さん。

インドカレーのうまい『よもだそば』さんの系列です。

 

とりあえず、安価にアルコールを摂取するにはよさそうなお店です。

 

並びのドイツビール屋さんは、3月17日開店みたいです。

・・・いつの間にやら誰かさんがどこにもいません。

どうやら私を置いて先に行ったようです。(爆笑)

 

日比谷のゴジラさんです。

 

東京ミッドタウン日比谷の正面広場で何やらイベント中です。

 

「千代田こどもの芸術祭」だそうです。

 

エスカレーターで4階の映画館に移動します!

ショートメールが届いていました。

  「いつも通り4階ゴジラ裏」

 

ということで無事に合流。(笑)

 

(建物裏手の日比谷公園です。)

この日拝見するのは「Winny」と言う映画です。

何だっけ?

聞いたことがあるような単語ですが??

 

それにしても・・・

相変わらずこの映画館は、ポスターとか一切ないし、

各スクリーン入口にパンフレットも貼ってないし、

 

劇場としてどういう了見なのか疑問です。(笑)

ーーーーー

 

感想です。ネタバレがありますので、映画を観てない方はここでページを閉じてください!

この先読んでネタバレしても、私は責任取りません。

 

映画を観始めて気が付きました。

Winny」って、あの Winny ですかー!

名前は知っているけれど私は使ったことがありません。

(会社の同僚は使っていたそうです。)

 

Winny 開発者の金子勇さんが、著作権法幇助違反で起訴されたって所から、第一審終了までが描かれます。

(最終的に最高裁まで行きます。)

 

ご本人は「知的好奇心に駆られたプログラムバカ」(←誉めてます。)として描かれてるように見えます。

最後にご本人の映像がちょろっと出てきます。

東出さんは、その雰囲気をよく再現してるように見えました。

(ご本人に比べてかっこよすぎるけど。)

弁護士役の三浦貴大さん、拝見するのはもしかして初めてかもしれませんが、いい感じで演じてらっしゃいました。

ご兄弟だけあってお兄さんと声が似てます。

(お兄さんの三浦祐太朗さんは、毎週水木18時~20時、FM NACK5「キラスタ」に出演中。)

私の知り合い曰く、ご本人役は三浦さんの方が合ってたかも、とかなんとか。(笑)

 

この裁判によって日本のIT技術が遅れた、その要因の1つであるのは、多分疑いのない事です 。

(現在も遅れたままです。)

天才プログラマーがその脂の乗った時期を裁判に費やし、プログラム開発できなかったのは日本の損失だと思います。

とは言え今、Winny は使われていません。

Winny が悪いわけではないけれど、コンピューターウィルスが広まったのが一つの原因と思います。

実際、Winny が無くても、今時欲しいファイルは検索すれば出てきます。

合法/非合法に関わらず。(笑)

(この時の裁判の論理によれば、現状の youtube は違法行為を助長しているという考えが出来なくもないですね。)

裁判を起こした警察や検察、判決を下した裁判官とかを罪に問えないのはわかってるのですが、なんか釈然としません。

何とかならないもんかねー?

 

ご本人が本当に無邪気な技術バカだったのか、それは私には分かりません。

ある程度高い志を持っていたようです。

とはいえ、法律が追いついていなかったのも事実です。

思ったのですが、Winny って今ぐらいのネットワーク環境じゃないと真価を発揮しないんじゃないすかね?

ああ、もったいない・・・

作品としては佳品と思います。

興味のある方はよろしくお願いします。