ハートランドの「のみのみくいくい」

信州の酒を勝手に応援する連合会

映画「ブラック・クランズマン」@TOHOシネマズシャンテ。(2019.3.30土)

都営バスで移動します。
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有楽町駅前でバスを降ります。
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TOHO日比谷シャンテさんに向かいます。
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友人が珍しく私をポスター前に連れて行き、
  「これを観ます!」
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エレベーターで2階に移動し、本日は「ブラック・クランズマン」を観ます。
予備知識ゼロで映画が始まりました!
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●感想です。(ネタバレがあります。)
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実話です。
主人公ロン・ストールワースは20才?の若者です。
1972年、コロラド州コロラドスプリングス市の警察に入ります。
同市警で最初のアフリカ系、つまり黒人の警察官になりました。
最初は記録係だったのですが、すぐに刑事、それも潜入捜査官(under cover)になります。
彼の最初の捜査は、黒人差別撤廃の指導者の演説会への潜入でした。
彼は演説が上手い感じです。 最後に「ブラックパワー」と叫びまくります。
そこで、演説会を主催した黒人グループの女性会長と知り合います。
何とか仲良くなろうとします。(笑)
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ロンは新聞で「KKK」のメンバー募集の広告を発見しました。
「KKK」はクー・クラックス・クラン(Ku Krux Klan) の事です。
頭をすっぽり覆う、白い三角頭巾を被ってる「あの」団体です。
有色人種とユダヤ教徒ユダヤ人)を差別し、白人のみが優れていると主張する輩です。
その「KKK」の構成員が「クランズマン」で、もちろん白人しか入れません。
「ホワイトパワー」と吠えまくります。
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ロンはそこに電話をして、メンバーに応募します。 黒人なのに。(笑)
白人のフリップ刑事とタッグを組み、2人で1人の人物を演じます。
ロンは電話専門、フリップがメンバーと会います。
2人の演技で、なんとロンは正式メンバーになっちゃいました!(笑)
これが「ブラック・クランズマン」ですねえ!(笑)
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ロンの入会式(出席するのはフリップ)に、「KKK」の大幹部がやって来ます。
その大幹部の警護に、なんとロンが就きます。 もちろん署長命令です。
その日「KKK」の過激メンバーが、黒人グループの女性会長を狙います!
会長の帰宅前にC4(プラスチック爆弾)を仕掛けようとします。
危険を察知して、あわてて駆け付けるロンです!
「KKK」の過激メンバーが爆破スイッチを押しました!
爆弾の仕掛けた場所が離れていたので、会長は爆破から逃れます。
運悪く?過激メンバーは爆破に巻き込まれます!
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「KKK」の支部はメンバーを失い、壊滅します。
ロンは女性会長にフラれます。(笑)
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えーと、基本はコメディです。
英語は私でも分かるレベルと言うか、キタナイ言葉のオンパレードです。
いやー、これを口に出したら殴られる・・・レベルぢゃないよなーとか。(笑)
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・・・なんですが、最後にニュース映像と言うか、ドキュメンタリー映像が流れます。
デモ隊の中に車が突っ込んで、人をハネトバシます。
ドキュメンタリーです。
胸くそわるい映像です!
某国の「ト」大統領の映像も出ます。
ロクデモナイデス。
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最後に白黒の星条旗が、上下逆さまに登場します。
これの意味がイマイチ不明です。
イロイロ調べた結果、逆さ星条旗の意味はこれかなあ?
  「生命財産に危険が迫っている時」
  「国家の危機が迫っている時」
どうなんでしょう?
まあオモロイ映画です。
原作者のロンも、大幹部もまだご存命です。
この原作名は「Black Klansman」ですが、映画の原題は「BlacKkKlansman」です。
「K」を1個追加して、「KKK」になるようにしてますねー!(笑)