ハートランドの「のみのみくいくい」

信州の酒を勝手に応援する連合会

小布施「岩松院(がんしょういん)」。

8/16(月)の朝、行ってきました。
ここは小布施町名刹にして、代表的な観光名所の一つです。
町の東側にある雁田山の麓にあり、リンゴやブドウの畑に囲まれています。
 
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有名なお寺なんですが、私は初めての参拝だったりします。
地元民のくせにとお思いでしょうが、近すぎると意外にそんなモノかもしれません。むむむ。
 
 
イメージ 11仁王門は結構立派です。
けど随分と可愛らしい感じの仁王様です。
なんか親しみ易い感じですね~!
 
 
 
 
 
 
 
 
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イメージ 2門をくぐると大きな本堂が見えます。
大きいというか・・・高さのある建物です。
赤いトタン葺きですが、その下は昔ながらの茅葺きだったりするんですかねえ。
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 3まず本堂正面でお参りをします。
自販機で拝観券を購入し(300円)、本堂に入ります。
  (本堂内は撮影禁止なので、写真は無いです。)
 
ご本尊さんの前には椅子が並べられています。
お参りしてから、その椅子に腰掛けて天井を見上げます。
この天井画が、葛飾北斎の「八方睨み鳳凰図」です。
21畳敷きの大作だそーです。
  (以前は畳に寝転がって鑑賞していたようです。)
 
 
大きな絵を描くには、気力体力が充実してないと無理です。
北斎最晩年ころの作と伝えられていますが、その年齢で全部描くのは無理かもしれません。
北斎直筆でないという意見もありますが、実際どうなのかは私には判りません。
けどいい絵ですよね。(笑)
 
本堂横では、地元の野菜とかが並べてあります。
おばあちゃんが店番みたいな感じでいらっしゃいます。
 
 
イメージ 4本堂を出て、裏手の墓地へ向かいます。
墓地の最上段にあるのが、福島正則公の霊廟です。
賤ヶ岳の七本槍」として勇名を馳せ、関ヶ原の戦功により広島の大大名になった福島正則公です。
しかし、城の修理が法度違反として改易され、当地に配流され亡くなりました。
このお寺は正則公の菩提寺となっています。
 
途中から石段は自然石になって、上るのが結構大変です。
また、お盆なのでお墓参りの皆さんがいらっしゃってます。
それにしても、良い墓地ですねえ。(笑)
 
 
 
 
 
 
イメージ 6イメージ 5本堂の裏手、右奥に池があります。
春のカエル合戦で知られた池ですが・・・
意外にこぢんまりしています。
そんな沢山のカエルが来るのでしょうか。
うむむ。
水面は沢山の水草が覆っています。
黄色い花が咲いているので、コウホネ(河骨)と思います。

 
 
 
 
 
 
 
池の向こうに、一茶の句碑が建てられています。
  痩せ蛙 まけるな一茶 これにあり
の句は、この寺で詠まれたとの事です。

仁王門を出た所にある道が「せせらぎ緑道」です。
岩松院さんを出て、左折(南方向)すると、浄光寺さんやおぶせ温泉さん等があります。
 
●岩松院・公式サイト
 http://www.gansho-in.or.jp/index.html