ハートランドの「のみのみくいくい」

信州の酒を勝手に応援する連合会

善光寺山門に上った!

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そんなワケで、昨日(8/14)に善光寺さんの山門に上りました!
 
←仁王門付近から、仲見世越しに善光寺山門を遠望する
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
では、善光寺さんの山門(三門)とは何か?
  寛延三年(1750年)建立の二層入母屋造りの門。
  老朽化により、初めての大規模修理である「平成大修理」(平成14年:2002~平成19年:2007)を実施。
  この時、屋根を檜皮葺き(ひわだぶき)から、建立当時と同じサワラ板による栩葺き(とちぶき)に復元した。
  掲げられている『善光寺』の額は、通称「鳩字の額」と呼ばれており、その3文字中に鳩が5羽隠されている。
  また「善」の字が牛の顔に見えるとも言われている。
  長野駅・新幹線改札口にある『善光寺』の額はこれのレプリカで、大きさは同じとの事。
  国指定・重要文化財
・・・ということです。
 
 
この平成の大修理完了を記念し、山門2階への参拝を2008年より再開したそーです。
  (老朽化のせいで?、約40年中止していたとの事です。)
これが常に長蛇の列でして、私は今まで上れずにいたのです。
今回、何気なく通りかかったら、お客が意外に少ない!
お盆なのに雨が降っているのと、ちょうど昼飯時という事なのでしょうか?
ラッキー! 早速、列に並びました。(笑)

並んでいるのは30~40人程度。
見ていると、2階から降りてきた人たちが、赤いタスキを外して係の方に渡してます。
列の先頭を見ると、緑のタスキをした方々が並んでいます。
  「ははあ、一度に大人数が上がれないので、タスキで組分けしているな~!」
緑のタスキの方が次々に上っていきます。
赤のタスキが配られ始めました。
ギリギリで、私は次の回になりました残念!・・・と思ったらキャンセルが出て、赤のタスキが回ってきました。
 
イメージ 2階段脇で拝観料(500円)を支払い、階段を上ります。
 (上は撮影禁止なので写真はないです。)
 
←またこの階段が急で、角度60度が20段!
  ほとんどハシゴですね~!
  一部、横柱が低く、頭をぶつけないように注意!!
  続いて10段程度の階段を上ると、そこが2階です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
仏さんにお参りしたり、外を眺めていると、係の方の解説が始まりました。
階段脇のあるのが、十一面観音さんと、空海さんの像。
真ん中に山門のご本尊である、文殊菩薩さんと四天王さんたち。
長押には、四国八十八ヶ所のそれぞれの仏さんの小さな分身仏が並んでいます。
その分身仏さんの内、木札が掲げられているのは、松代群発地震で落下・破損した仏さんだそうです。
また、壁や柱に墨でびっしりと落書きがされています。
これは昔、本堂で一晩中お籠もりをした後、ここに上がって名前とか書いた名残だとか。
 
イメージ 3外を眺めると、遠くの山々まで・・・
見えないです、今日は雨だからねえ。(笑)
仁王門の向こうのビルや、山門を見上げる人々が見えます。
ひょいと上を見ると、『善光寺』の額が目の前に!(笑)
これはスゴイ!(笑)
 
←柱にシャッターが当たり、偶然写っていた1枚。
  山門下を臨む
 
 
 
下りがコワイ!
何たって60度ですから、滑ったら下までそのまま落下です。
体のデカい私は、より慎重に降りたのは言うまでもないです。(笑)
 
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←山門裏、本堂前には
  8/14~15開催の
  盆踊り大会のやぐらが
  組まれています。
 
 
 
 
 
 
←山門を下から臨む
 
 
 

今年の山門特別拝観の日程を記しておきます。
  【拝観期間】  平成22年3月18日(木)~11月30日(火)
  【受付時間】  午前9時~午後4時。但し受付終了時間は、混雑状況等によって早まることあり。
  【特別拝観料】 大人500円、高校生200円、小・中学生50円
   他、土足厳禁、酒気帯びNG、飲食・喫煙は禁止。
   また、ビデオ・写真の撮影は禁止、携帯電話の使用(含む撮影)禁止。
ま、当たり前の事だけどね。
(だって観光施設ではなく、宗教施設なんだからしょうがないね。)
 
【信州 善光寺】 公式ウェブサイト