えーと小布施さんの新酒です。
解りやすく言うと、日本一のワイナリーが造った日本酒 (爆笑)
いやいやホンマですって!(笑)
昨年(2009年)の国産ワインコンクール、欧州系・赤でいわゆる 最高金賞 を獲っちゃいましたからね~!
昨年(2009年)の国産ワインコンクール、欧州系・赤でいわゆる 最高金賞 を獲っちゃいましたからね~!
(正確には、金賞及び最優秀カテゴリー賞。つまりその部門のトップ賞です!)
(ちなみに欧州系・白は、メルシャン勝沼さんが金賞及び最優秀カテゴリー賞をGET!)
(メルシャン勝沼さんは赤でも金賞を獲りましたからスゴイですが、会社の規模が全然違いますからね~。)
(その他の部門、例えば甲州は山梨オンリーですし、米国系は出品数が少ないです。)
(つまり、欧州系でトップという事は、国産ワインの頂点であるってのも過言ではないのです。)
このお酒、昨年は一瞬にして売り切れて、呑むことの叶わなかったお酒です。
もちろん今年も4月時点で売り切れました。
取りあえず、裏ラベルを見ないで飲んでみます。
(これが90%の”純米酒”ってのは知ってますけどね。)
もちろん今年も4月時点で売り切れました。
取りあえず、裏ラベルを見ないで飲んでみます。
(これが90%の”純米酒”ってのは知ってますけどね。)
うーん、色はやや濃いめかな。
口に含むと、炭酸の泡がシュワッとします。
飲み込むとお米の味がします。
ちょっと濃い目のお酒で、フツーに美味しいです。(笑)
口に含むと、炭酸の泡がシュワッとします。
飲み込むとお米の味がします。
ちょっと濃い目のお酒で、フツーに美味しいです。(笑)
以前、精米歩合80%のお酒を飲んだことがありますが、それとは違います。
もっと味も色も濃かった記憶があります。
それに比べると、もっと磨いた感じのお酒です。
60%精米とは言いませんが、65~70%くらいかなあ。
もっと味も色も濃かった記憶があります。
それに比べると、もっと磨いた感じのお酒です。
60%精米とは言いませんが、65~70%くらいかなあ。
飯米(フツーのご飯用)レベルの90%精米・・・そんな感じは一切無いです。
知らなければ、フツーの純米酒として何の違和感もなく楽しめます。
つまりこの「フツー」さがスゴイ! お見事ですねえ。
どれどれ、裏ラベルを見てみましょう。
仕様 お米以外入らない酒 4月蔵出し生酒
酒米 自社農場産(化学肥料と農薬を一切使
用しないで栽培)美山錦100%使用
田名 エンドコ(小布施町六川沖付近)
精米歩合 90% 現代的な高精米を避けて、米の
うまみを表現する酒をつくります。
水 小布施から採取される無加工水
酵母、麹 協会7号泡無し酵母(今後、蔵付き酵
母の率を高めていきます)
氷上吟醸用麹
栽培&醸造 小布施ワイナリースタッフ
栽培 詳細はホームページをご覧下さい。
酒米 自社農場産(化学肥料と農薬を一切使
用しないで栽培)美山錦100%使用
田名 エンドコ(小布施町六川沖付近)
精米歩合 90% 現代的な高精米を避けて、米の
うまみを表現する酒をつくります。
水 小布施から採取される無加工水
酵母、麹 協会7号泡無し酵母(今後、蔵付き酵
母の率を高めていきます)
氷上吟醸用麹
栽培&醸造 小布施ワイナリースタッフ
栽培 詳細はホームページをご覧下さい。
理由無くして90%精米にしていません。無農薬、無
肥料で4年間、作った米は削らずとも胚芽タンパク
の少ない米が出来るはずなのです。
朝5時に田に向かい草取り。1時間半程度作業をす
ると足がけいれんしはじめますので朝食休憩。その
後はワイン畑にて作業します。言葉に表すことの
出来ないほど、私達の魂のこもったsakeです。
肥料で4年間、作った米は削らずとも胚芽タンパク
の少ない米が出来るはずなのです。
朝5時に田に向かい草取り。1時間半程度作業をす
ると足がけいれんしはじめますので朝食休憩。その
後はワイン畑にて作業します。言葉に表すことの
出来ないほど、私達の魂のこもったsakeです。
原材料:米、米麹
アルコール度:16%
日本酒度:+2 酸度:3.0前後
賞味期限2010.5.31
(出来れば-5度が好ましい)
6.1以降はそのまま長期熟成
(2020.6.1以降に開栓して下さい)
アルコール度:16%
日本酒度:+2 酸度:3.0前後
賞味期限2010.5.31
(出来れば-5度が好ましい)
6.1以降はそのまま長期熟成
(2020.6.1以降に開栓して下さい)
うーんすごいわ~!(笑)
確か昨年の「ル サケ ナチュレル」は70%精米でした。
90%になると造り方が全然違うようです。
それで、千葉・神崎の寺田本家・藤波杜氏の指導を仰いだとか。
そんな話もあって、私も今年、初めて神崎へお伺いしたわけですが。(笑)
↓
「こうざき醗酵まつり2010。(その1)」
---
これはスペック的には純米なんですが、純米を名乗れません。
なぜかというと、原料米が規格外だからです。
つまり米穀検査で1等~3等になった米を使った時に「純米酒」を名乗れるのです。
で、1等~3等米って何?って話ですね。
農産物検査法に基づく「米穀検査」を受けると、1等~3等・枠外に分けられます。
現在は販売業者がこれを基準にして買い取り価格を決めているらしいです。
1等米が普通の価格、2等・3等となるにつれ価格がどんどん下がり、枠外はとても安いです。
現在は販売業者がこれを基準にして買い取り価格を決めているらしいです。
1等米が普通の価格、2等・3等となるにつれ価格がどんどん下がり、枠外はとても安いです。
ではどうやってそれを決めるのか?
検査員の目視確認、つまり「見た目100%」です。
味も確認しないし、残留農薬検査もしません。
まあ、見た目でもある程度の判断は出来るので、全部を否定するつもりはありません。
けど着色米が1000粒中に2粒あったら、もう2等になっちゃうのです。
味には無関係らしいですけどね。
(着色米とは、粒にポツっと茶色いシミが付いているヤツですね。)
(あれは米がまだ柔らかい時に、カメムシが刺して吸った痕です。)
検査員の目視確認、つまり「見た目100%」です。
味も確認しないし、残留農薬検査もしません。
まあ、見た目でもある程度の判断は出来るので、全部を否定するつもりはありません。
けど着色米が1000粒中に2粒あったら、もう2等になっちゃうのです。
味には無関係らしいですけどね。
(着色米とは、粒にポツっと茶色いシミが付いているヤツですね。)
(あれは米がまだ柔らかい時に、カメムシが刺して吸った痕です。)
一般の米農家にとって、等級が下がるのは買い取り価格に直結しますから死活問題です。
だから、農薬は減らせないんですね~。
けど販売前に選別機に掛ければ、色の悪いのとかをハジいてくれるんですね~。
だからお米屋さんやスーパーで買うお米に、黒い斑点付きのお米はほとんど無いんですよ。
(農家産直のお米でも、最近は選別機にかけているよーです。)
こんなお米は、自分ちの田んぼだからできるのでしょう。
小布施さんが自社農場にこだわる理由の1つは、このあたりなのかもしれません。