白いモノが降る中、13:30に『信州おさけ村』さんに到着。
お店に入ろうとすると、またも入口に店長が仁王立ち!
ニコニコしながら通路を見ています!!
「あ、いらっしゃい。」
「何やってるんですか。」(笑)
・・・多分、雪降ってる時に、ビルの中を歩く人を見ているんでしょうけどね。(笑)
「志賀高原の "SOBA"、来たよ!」
「先週でしたっけ? 東京ドームのふるさと祭りに、それの樽を出したとか。」
「ドームへ行って飲んだけど、蕎麦の風味は感じなかったなあ。 酵母の香りかな。」
「よーし、それをお願いします!」
「SOBA」は蕎麦ではありません。
Shiga Kogen (志賀高原) Original (オリジナル) Buckwheet (蕎麦) Ale (エール)
・・・の略です。
もちろん原材料には、自社畑で無農薬無肥料で自家栽培した蕎麦もホップも入っています。(笑)
お蔵のHPに依れば、「セゾン」(シーズン:季節限定)らしいですね。
ベージュのラベルは限定品の証です。
定番品に昇格すると、別の色のラベルになります。(笑)
頂きます。
うーん、あっさり。(笑)
蕎麦の香りは・・・しませんね。 一切しませんね。(笑)
するのは、やはり「酵母」の香りですねえ。(笑)
ボディはしっかりした感じですが、何だか飲みやすい感じですね。
えーと・・・アルコール4度? そんなに低いの?
それは感じないなあ!
けどホッピー(大量使用でホップ感バリバリ)で高アルコールな志賀高原ビールとしては、珍しいビールです。
飲んでる途中で、ビッグサイトの展示会帰りの友人が合流しました。
(所用があるため、彼は1~2杯飲んで帰りました。)
●佐久市・ヤッホーブルーイング
「信州ナチュラルビール・シーズナル2011-2012 ベルジャンダーク」(380円)
軽井沢周辺で販売の「軽井沢高原ビール」の姉妹品です。
こちら「信州ナチュラルビール」は県内全域で販売です。
まあ中身は一緒なんで、一向に構わないのですが。(笑)
この製品は2011年の限定品です。
多分、3月から新ヴァージョンになると思われます。
そうすると2月一杯で終わりかな。
ならば在庫があるウチに沢山頂いておかないと!(笑)
これはちょっと甘めなのがイイんですよ!
私がお蔵でリクエスト試飲した「インドの青鬼」とのハーフ&ハーフも飲んでおかないと!
ああ、それなら志賀高原「IPA」とのハーフ&ハーフも試しておかないといけませんね!!(笑)
350ml・6度。
口開けを頂戴しました。 薄い黄色かな。
頂きます。
ん、注意深く味わうと、微かに炭酸を感じます。
北安さんは「濃いめのしっかりしたお酒」が多いですが、このお酒はすっきりしている感じです。(笑)
珍しいタイプですねえ。(笑)
分類 純米吟醸・生
原料米 小谷村産・白樺錦
精米歩合 59%
度数 15度
価格 1800ml・2,835円、720ml・1,365円
平成23酒造年度の仕込み5本め。(今シーズンの5回目の仕込みと言う事です。)
「袋吊るし」は、袋に「もろみ」(搾る前のお酒のもと)を入れてタンク内に吊るします。
重力と言うか、自重で滴るお酒のみを集めたものです。
「中汲み(中取り)」は、搾ったお酒の最初と最後の部分を除いたヤツですね。
お酒を搾る時には、一般的に圧力を掛けます。
その時に流れ出るお酒が、大体3種類に分かれます。
うすにごりでちょっと粗いけど、イイ香りでフレッシュ。
真ん中部分が「中汲み/中取り」(なかぐみ/なかどり)。
にごりが取れて透明になってくる部分で、味や香りのバランスがイイ。
最後の部分が「責め」(せめ)。
圧力を掛けて搾り出す部分で、ちょっと雑味が増えます。
お酒を搾ると、この3つ全部が混ざるのがフツーです。
わざわざ分けたのが、「荒走り」や「中取り」と言われるお酒です。
袋吊りの中取りって、最高級の搾り方ですねえ。
頂きます。
薄い黄色、酸がしっかりしていて甘さ抑え目なんですが、何となく甘味を感じますねえ。
ちょっとアルコール高めかな。
搾るのに圧力を掛けていないので、雑味は・・・私は感じません。
しっかりした酸が結構気に入りましたね!!
分類 純米吟醸・袋しぼり生
原料米 松本市新村産・美山錦(仕込み総米300kg)
酵母 901号
精米歩合 59%
日本酒度 -2
度数 17~18度
価格 1800ml・2,940円、720ml・1,550円
えーと、2011年末でお蔵の在庫は無くなったそうですから、各酒屋さんの在庫のみとなります。(笑)
おつまみです!
「うめしい」程の旨味はありませんが、酸味無し。(笑)
削り節が入っているので、それなりの旨味がイイです。
何より、100円というお値段がウレシイ!(笑)
そう言えば、お店から年賀状を頂戴しました。
1月31日まで、この年賀状を持ってくると・・・
「生原酒一杯サービス」
・・・だそーです!
「と言うワケで、一杯よろしくお願いします。(笑)」
「好きなの選んで。 300円のヤツ!(笑)」
「じゃあ、コレで!」
「はいはい。」
年賀状の上に 済 が書き込まれました。(笑)
「年賀状の抽選って終わったんだっけ?」
「終わったと思いますよ」
・・・ゴメンナサイ、抽選日は2012年1月22日でした・・・
●八千穂村・黒澤酒造「生もと造り くろさわ 純米80」(サービス品・通常は300円)
ラベルにある 9638 80 って、「くろさわ はちじゅう」と読むらしいです。
4649(夜露死苦:よろしく!)とどう違うのか、そもそも国際的にどーなのか、と思いますが。(笑)
「うすにごり」と言いつつ結構にごってますが、ドブロクほどの濃さでは無いから「うすにごり」なのかな。(笑)
頂きます。
炭酸を少し感じます。
あっさりさっぱりすっきりで、やや酸味かな、甘さは感じません。
「これは、”くろさわ”ブランドなんで、きもと造りなの。」
「うーん、きもとにしてはあっさりしすぎですねえ。(笑)
これはきもとにする意味があるんでしょうか。
(熟成すると違うのかな??)」
「このお酒、ずっと ”くろさわ80”って呼んでたんだよ。」
「はい」
「そうしたらお客さんが、”くろさわ・はまる”だって言うんだよ。」
「ええ? ”はまる”?? 確かに80は”はまる”と読めますが。」
「裏ラベルを見たら、そう書いてあるんだよ!」
「あ、ホントだ!!
・・・ところで、”特別限定022”って書いてあるんですが限定品ですか、コレ?」
「あ、ホントだ!!」
店長が裏の販売スペースにすっ飛んで行きます。
「・・・裏の壜は番号が違う。 限定品だね!」