ハートランドの「のみのみくいくい」

信州の酒を勝手に応援する連合会

玉村本店「志賀高原ビール」(苦味3兄弟)。

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まず申し上げておきます。
志賀高原ビールに、「苦味3兄弟」等というシリーズは、一切ございません。(笑)
先日、ながの東急のお酒売場で、玉村本店さんトコの試飲販売がありました。
「山伏」を含め、ビールはフルラインナップだったのですが、さすがに全部は買えないので、この3本を選んだのです。
その時、頭に浮かんだ語が「苦味~」だったのです。(笑)
まあ、だんご3兄弟のパクリになっちゃいますが。(笑)
 
 
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志賀高原IPA(赤ラベル
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ペールエール、ポーターと並ぶ、志賀高原ビールのレギュラー品の1つです。
意外な事に、まだ飲んだ事がなかったのですね~!
まず注いでみますが、そんなに濃い色ではなく、中くらいの銅色かな?
 
頂きます。
ホップの香りが強いです。
けど、う~~~ん、苦い~!!(笑)
1杯めを飲み干し、2杯目の頃にはもう慣れたかな?
・・・と思ったら後から苦味がジワジワと上がって来た・・・
うわ、後口がすっげえ苦い!(笑)
ホップの香りがその後を追っかけてきます。
割とゴクゴクいけるタイプで、飲んでいる時は舌先に甘味すら感じます。
けど苦いのよ。(笑)
レギュラーでこんな苦いのを出すのも珍しい。(笑)
(IBU60くらいらしいです。)
 
※IPA(アイ・ピー・エー)とは?
  「INDIA PALE ALE (インディア・ペール・エール)」 の略です。
  一言で申すなら「強くて苦いビール」です。(笑)
  英国がインドを植民地にしていた当時、インドまで船で半年もかかったのでした。
  冷蔵設備もない昔のことですから、船に積まれていたビールは全部悪くなっちゃったそーです。
  そこで、アルコール強めにして、殺菌効果のあるホップを大量投入したビールを開発したとか何とか。
  現在は、当時より度数・苦味共にマイルドにしてあるそーですが・・・
 
 
●ハウスIPA(橙ラベル)
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こちらのお蔵のコンセプトは、「自分たちが飲みたいビール」。
その代表格が、この「ハウスIPA」です。
 
まず注いでみます。
これも志賀高原IPAと同様、中くらいの銅色かな?
 
頂きます。
最初はそんな苦味は感じませんね。
飲んでいる最中は、さわやかな苦さですらあります。
まず針葉樹を連想するホップの香りがバンバンきます。
1杯を飲み干した後・・・苦味がジワジワと上がって来ます・・・
ううっ、苦い!(笑) 後からジワジワ苦いです・・・
苦さはビミョーに違うのですが、上手く表現出来ません・・・
 
年一回の仕込みのみ、の限定醸造品です。
8%、330ml・450円
 
以前、頂いた時の記事はこちら。
 
●信州おさけ村~東京駅。(2010.7.31土)
 

すんません、苦いのはそんなに弱いつもりは無かったのですが・・・
あまり冷やしたのはキライなので、これはクーラーボックス+保冷剤で冷やしたのです。
キンキンでない分、苦味とかが強いのかもしれません。
えーと、あまりの苦さに、2本めにしてレポートするのがちょっとイヤになってきました。(笑)
 
 
 
インディアンサマー・セゾン(Indian Summer Saison:ベージュラベル)
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さあ、最後の一本だ!(笑)
初めて見たビールです。
ラベルには
   夏の農作業のために農閑期に醸造されたというセゾン。
   夏をこえてインディアンサマーの頃(晩秋)までもつように
   たっぷりポップを加えてつくってみました。
・・・なんて書いてあるのです。
苦いんだろうなと思って買ったのです。
 
まず注いでみます。
前の2本に比べて色は薄いですね。ちょっと濃いめのピルスナー・・・くらいでしょうか。
 
頂きます。
うん、ほのかに酵母っぽい香りがします。
あっさりさっぱりしていて、ゴクゴクいけます。
思っていたほど苦くはないなあ・・・あ、じんわりと苦味が上がって来ました・・・
舌の付け根の両側からジワジワと・・・
確かに苦いけど、そんなでもないです。(笑)
先に飲んだ2本がナカナカ苦いので、これは「ほろにが」くらいでしょうか。
まあ「IPA」でなく、「セゾン(英語のシーズン)」とあるので、ベルギー系のようですね。
確かにベルギーっぽいです。

いずれにせよ、限定なのでお早めに。(笑)
7%、330ml・370円