ハートランドの「のみのみくいくい」

信州の酒を勝手に応援する連合会

小布施ワイナリー(ホイリゲ・シュトルム2008)。

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●秋季限定にごり新酒 ホイリゲ・シュトルム( Heurige Sturm )赤

もちろん甘いです。
けど、甘い中にちょっとコクがある感じです。
単なるジュースではありません。(▲注1)
微炭酸な感じです。
  酒精度 8度
  酸化防止剤無添加
  (販売店限定)

赤ワインは、その色がルビーに例えられます。
ワインに色々なカラーがあるように、ルビーにも色々あります。
中でも最高なのは「ピジョン・ブラッド」(鳩の血)と言われる色です。(▲注2)
私も数年前に一度見ただけですが、まだ眼底にその映像が残っているくらいにスゴイ!
それ以降に見たルビーは、全部安物にしか見えないです・・・
(実際、安物なんですが・・・笑)

今回飲んだコイツは紫が強い感じです。
にごりもあるし、もちろん「ピジョン・ブラッド」ではありません。(笑)
そうですねえ・・・
壜の外から見た濁った感じ、インド産のスタールビーの地色がこんな色でした。
(石の表面に「*」形の光の模様が出るのをスターと言います。)

◎裏ラベルには、以下のように記載されてます。
 ウィーンはホイリゲの故郷。ウィーンっ子は新酒をホイリゲと呼びます。そしてシュトゥルムとは発酵途中のまだ若い濁りホイリゲワインの事。小布施ワイナリーホイリゲシュトゥルムは酵母葡萄などの成分がボトルに沈殿している事が特徴です。抜栓する一時間前に静置してからお飲み下さい。小布施ワイナリーらしい遊び心たっぷりのエキセントリックヌーヴォー。私達は僅かながらのヌーヴォー販売により、収穫の人件費や樽代などのかさむ秋を毎年乗り越えています。
 実は私達が造るワインの主力は「しっかり樽で熟成させた辛口」です。本当はヌーヴォーのようなスタイルのワインを私はあまり造りたくありません。しかし、その熟成ワインを造れるのもヌーヴォーをお買い上げいただいている皆様のおかげです。いつか、辛口ワインだけで独り立ち出来ることを夢見て今年もヌーヴォーを造ります。
・・・これはこれで好きなので、続けて頂きたいなあと思います。


(▲注1)
「あづみアップル」の新酒は「大変に美味しいジュース」です。(笑)
(▲注2)
ピジョン・ブラッドはホントに高いですから、止めた方が良いです。(笑)
通販やお店で安く売ってるけど、???ですねえ。

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●秋季限定にごり新酒 ホイリゲ・シュトルム( Heurige Sturm )白

もちろん甘いです。
やはりその中にちょっとコクがある感じです。
ほんのりいい香りがします。
炭酸は感じなかったですねえ。
  酒精度 8度
  使用した品種はナイアガラらしいです。
  酸化防止剤無添加
  (販売店限定)

白ワインですが黄色みが強く、薄いオレンジっぽさがあります。
色石で言うと何でしょう? ムーンストーンかなあ。
ムーンストーンは、一般的に石の中に白~青白の暈(かさ)がかかります。
中でもオレンジ・ムーンストーンてのがあります。
その色が薄くて暗めのヤツって感じですね。

お店にもラベルにも表記がないですが「ホイリゲアメリケン」という商品らしいです。
他に「ホイリゲ・ヨーロピアン」なる商品が出ています。