ハートランドの「のみのみくいくい」

信州の酒を勝手に応援する連合会

合羽橋道具街ふらふら。(2022.10.22土)

東上野~浅草辺りを回るる時、「めぐりん」と言う地域バスが便利です。

100円で、乗り放題なのがありがたいです。

(マイクロバスなので、乗車定員は少な目です。)

  「合羽橋の道具街に行きたいです。 めぐりんバスで行けませんか?」

出発直前に言われて、あわてて調べます。

バス会社のPDFマップを確認・・・

初めて見る地図なので、場所の特定がイマイチ・・・

結局バス停を見つけられず、

  「あと10分も歩けば着いてしまいます!」

誰かさんの主張を入れて、歩いて行くことにしました。

もちろん、10分では到着せず。(爆笑)

  「確か2キロ弱だから、10分はオカシイ、20分以上掛かるはず。」

思った通りでしたので、私は脚を引きずって、ヘロヘロ歩くのです・・・

 

「川柳発祥の地」なる碑を発見!

 

その先で、デカいシェフの顔が見えて来ます!

 

合羽橋道具街の入口です!

 

ニイミさんのシンボルですねえ!

 

歩道を進みます。

 

各お店の前には、水平飛行するカッパさんです。

 

誰かさんは刃物を買いたいとかで、自分で調べてきたお店に突入します。

私はお店前の歩道の柵に、腰をちょっと載せて待ちます。

(イスにするには高すぎるし、座面が狭いので、そもそも座れないのです。)

ぼちぼちイイようなので、店内にお邪魔します。

  「これにしました!」

ダマスカス模様のペティナイフです。

見た感じ、ダマスカス鋼に鋼(刃金)を挟んだ、割り込みタイプのナイフですねー。

テーブル上に、見せてもらっていたペティナイフがいくつか並んでいます。

  「これは、水牛の角ですか?」

半透明な感じの柄のペティナイフです。

本割込とか刻まれています。

お店のおにいさんに、お尋ねします。

  「この本割込ってあるナイフの鋼材って何ですか?」

  「?」

  「ハイカーボンのステンなのか、パウダーハイスみたいなのかって事です。」

  「パウダーハイスですね。」

鋼材の話になります。

最近流行りの、V金10号とか、ZDP189とか・・・

粉末冶金による、カチンカチンの鋼材のお話を伺います。

  「硬い鋼材を砥ぐ時って、ダイヤモンド砥石とか使うんですか?」

  「普通の砥石で大丈夫ですが、時間が掛かります。」

  「私は、440とかが好きなんです。」(←SUS440C:刃物用ステンレス鋼)

  「自分で砥ぐ方は、440を好む方が多いですね。」

おにいさんも、こんなマニアな質問するヤツが珍しいのか、熱量多めでお話くださいます。

ありがとうございました。(実は5分くらいお話しをしましたのよ。笑)

ちなみに・・・

硬さの尺度、HRC(ロックウェル硬さ・Cスケール)で64以上あると、ガラス切りに使えるとかってウワサです。

マニア話が終わった時、誰かさんに白い目で見られたのは言うまでも無し!(笑)

 

2軒目に移動。

同じ系列のお店だそうで、白い食器や雑貨のお店です。

私は、こちらでもお店前の歩道の柵に、腰をちょっと載せて待ちます。

・・・いつの間にか、奥様まちの旦那さんたちが、私の両サイドの柵に留まっています?

何だかなあ。(笑)

誰かさんの購入品が決まったようなので、行ってみると・・・

  「ペティナイフかーい!」(爆笑)

白い柄のペティナイフをご購入。

  「多分、ホワイトマイカルタですね。」

  「なんですかそれ?」

  「柄の素材です。」

 

さて、もうオシマイかと思ったら、最初のお店に戻ります。(爆笑)

2軒目で買ったナイフを見せに行ったみたいです。

何だかなあ。

 

ようやく浅草通りを上野駅方面に向かって移動開始。

 

もう私は、1日の限界歩数1万歩に近いので、ヘロヘロです・・・

地下鉄銀座線、稲荷町駅を発見!

新橋に向かいますよー!