ハートランドの「のみのみくいくい」

信州の酒を勝手に応援する連合会

展覧会「永遠なる瞬間 ヴァン クリーフ&アーペル ——ハイジュエリーが語るアール・デコ」@目黒・東京都庭園美術館。(2025.10.31金)

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16時過ぎに、目黒駅に到着。

あまり来た事無い駅なので、どこから出ればよいか分からず、ちょっとウロウロ。

 

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階段を上がり、中央改札口を出て右折、東口に向かいます!

 

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あ、パラパラと降って来たー!(泣)

小さなロータリーを半周し、右手方向の大通り・目黒通りに出ます。

駅を背にして、大通り沿いに進みます。

 

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首都高のあるのが上大崎交叉点で、そこを渡ると左手方向に林が見えてきます。

 

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はい、到着しましたー!

(と言うか、敷地内のチーズ屋さんとかです。)


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改めまして、東京都庭園美術館の正門です!

 

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門を入ると、制服のセキュリティさんが寄って来ます。

ここでチケットを持っているかどうかの確認をされます!

ケータイ画面でQRコードを表示して確認してもらいます。(←目視確認だけです。)

(つまり、チケットが無いとここから先へは進めない?)


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そのまま進むと、東京都庭園美術館の建物が見えて来ます。

傘立てに傘を立ててロック。

玄関に進みます。

この後、この本館入館時に1度、新館への入館時にもう1度、QRコードの読取りがあります。

よって、QRコードスクリーンショットを撮って保存しておくと便利です。

 

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今回は、2025年9月27日~2026年1月18日で開催されている・・・

「永遠なる瞬間 ヴァン クリーフ&アーペル —— ハイジュエリーが語るアール・デコ」展

・・・を拝見に来たのです。

 

『ヴァン・クリーフ&アーペル』さん(略して『ヴァンクリ』さん)は「パリ5大宝飾店」(グラン・サンク)の一つです。

 

「グラン・サンク」(Les Grand Cinq)とは・・・

フランス高級宝飾店協会に所属するパリ・のヴァンドーム広場の5大宝飾店を指します。

つまり・・・

  『メレリオ(Mellerio)』

  『ショーメ(CHAUMET)』

  『モーブッサン(Mauboussin)』

  『ブシュロン(BOUCHERON)』

  『ヴァン・クリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)』

・・・のそうそうたる5店が「グラン・サンク」に加盟しています。

 

今回、館内の撮影はNGでした。

よって、写真はポスターとかチラシとかです。


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本館1階からスタート。


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●第1章「アール・デコの萌芽」

アール・デコ博覧会(1925年開催のパリ万国博覧会の通称)でグランプリ受賞した作品を含む、アール・デコ期に制作されたハイジュエリーの展示。

 

●第2章「独自のスタイルへの発展」

ダイヤやプラチナで制作された、いわゆる「ホワイトジュエリー」を中心に展示。

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見終わったら、スタッフさんがエレベータの場所を教えてくださいました。

建物(旧朝香宮邸)とかは「重要文化財」なので、建物の外にエレベータを設置して渡り廊下?のようなもので接続しています。

 

2階に上がって最初の部屋を見ていたら、スタッフさんが順路を教えてくださいました!


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●第3章「モダニズムと機能性」

幾何学的造形の実用品を展示。

 

当時の殿下/妃殿下、若宮や姫宮の部屋が展示室になっているのがスゲーです!

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エレベータで1階に降りると、建物の軒先を通って新館へ向かいます。

と言うか本館を出てすぐ、QRコードの目視確認があります!

何でかなー?と思ったら、この場所は庭からエントリー出来ちゃうのですねー!

 

新館に入ると左側がミュージアムショップで、右側が展示室になっています。

展示室入口でQRコードの読取りをして進みます。

 

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●第4章「サヴォアフェールが紡ぐ庭」

メゾンが継承し続けている「サヴォアフェール(匠の技)」の展示。

こちらはゴールドの品物が多いです!

 

「ジップ・ネックレス」の展示がございます。

また、その紹介動画が流されており、皆様立ち止まってご覧になっています。

シーません、私は「ジップ・ネックレス」を知りませんでしたー!(恥・・・)

いわゆる「ジッパー(チャック/ファスナー)」をゴールドで作っちゃったー!

・・・と言うヤベー代物です。

 

恐ろしい事に、形だけコピーしたのではなく、ちゃんと「ジッパー」として作動します!

つまり「タッセル(スライダー)」を動かすと、ゴールドの「ジッパー」がちゃんと開閉するのです!

(思わず「バカじゃねーの?」とは言ってません!?)

 

「ジッパー」を開くと、ネックレスになります。

いわゆる「Y字ネックレス」のような形状です。

(但し、太さがヤベー!)

そしてこれを閉じると、なんと「ブレスレット」になるという、トンデモねー構造となっています!

 

「ミステリー・セッティング」も実はこちらが開発した技法です!

(ゴメンナサイ、これは知ってますが、こちらが開発した技法とは知らなかったー!)

宝飾品に宝石を石留めする時、一般的には金属枠や爪等で石を固定します。

しかし「ミステリー・セッティング」は、金属の枠や爪が見えない技法なのです!

(実は「コロンブスの卵」的な技法なので、皆様お調べください。ここで種明かしはしませぬ。笑)

こちらも紹介動画が流されており、皆様ご覧になっています。

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一回りして、入った所から展示室を出ます!

この後、私はミュージアムショップで展覧会の図録を購入!

誰かさんは、何やら小物をいろいろ購入!

買い物が終わった時点で、18時の閉館時間となりました!

ウチらは軒先を通って本館に戻り、入口から退出します!

 

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ちょっと雨が強くなってきたかな?

傘を差しつつ、目黒駅に向かいます!


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首都高の交叉点横『目黒茶屋』さんは風情がよさそうですねえ!

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いやー、堪能ー!

誰かさんは

  「眼福です!」

はい、眼福眼福、目の正月ですわー!(笑)

帰るよー!(あ、誰かさんは渋谷で飲んだくれるのです!)