
16時過ぎに、目黒駅に到着。
あまり来た事無い駅なので、どこから出ればよいか分からず、ちょっとウロウロ。

階段を上がり、中央改札口を出て右折、東口に向かいます!

あ、パラパラと降って来たー!(泣)
小さなロータリーを半周し、右手方向の大通り・目黒通りに出ます。
駅を背にして、大通り沿いに進みます。

首都高のあるのが上大崎交叉点で、そこを渡ると左手方向に林が見えてきます。

はい、到着しましたー!
(と言うか、敷地内のチーズ屋さんとかです。)


改めまして、東京都庭園美術館の正門です!

門を入ると、制服のセキュリティさんが寄って来ます。
ここでチケットを持っているかどうかの確認をされます!
ケータイ画面でQRコードを表示して確認してもらいます。(←目視確認だけです。)
(つまり、チケットが無いとここから先へは進めない?)


そのまま進むと、東京都庭園美術館の建物が見えて来ます。
傘立てに傘を立ててロック。
玄関に進みます。
この後、この本館入館時に1度、新館への入館時にもう1度、QRコードの読取りがあります。
よって、QRコードのスクリーンショットを撮って保存しておくと便利です。

今回は、2025年9月27日~2026年1月18日で開催されている・・・
「永遠なる瞬間 ヴァン クリーフ&アーペル —— ハイジュエリーが語るアール・デコ」展
・・・を拝見に来たのです。
『ヴァン・クリーフ&アーペル』さん(略して『ヴァンクリ』さん)は「パリ5大宝飾店」(グラン・サンク)の一つです。
「グラン・サンク」(Les Grand Cinq)とは・・・
フランス高級宝飾店協会に所属するパリ・のヴァンドーム広場の5大宝飾店を指します。
つまり・・・
『メレリオ(Mellerio)』
『ショーメ(CHAUMET)』
『モーブッサン(Mauboussin)』
『ブシュロン(BOUCHERON)』
『ヴァン・クリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)』
・・・のそうそうたる5店が「グラン・サンク」に加盟しています。
今回、館内の撮影はNGでした。
よって、写真はポスターとかチラシとかです。

本館1階からスタート。

●第1章「アール・デコの萌芽」
アール・デコ博覧会(1925年開催のパリ万国博覧会の通称)でグランプリ受賞した作品を含む、アール・デコ期に制作されたハイジュエリーの展示。
●第2章「独自のスタイルへの発展」
ダイヤやプラチナで制作された、いわゆる「ホワイトジュエリー」を中心に展示。
ーーーーー
見終わったら、スタッフさんがエレベータの場所を教えてくださいました。
建物(旧朝香宮邸)とかは「重要文化財」なので、建物の外にエレベータを設置して渡り廊下?のようなもので接続しています。
2階に上がって最初の部屋を見ていたら、スタッフさんが順路を教えてくださいました!

●第3章「モダニズムと機能性」
幾何学的造形の実用品を展示。
当時の殿下/妃殿下、若宮や姫宮の部屋が展示室になっているのがスゲーです!
ーーーーー
エレベータで1階に降りると、建物の軒先を通って新館へ向かいます。
と言うか本館を出てすぐ、QRコードの目視確認があります!
何でかなー?と思ったら、この場所は庭からエントリー出来ちゃうのですねー!
新館に入ると左側がミュージアムショップで、右側が展示室になっています。
展示室入口でQRコードの読取りをして進みます。

●第4章「サヴォアフェールが紡ぐ庭」
メゾンが継承し続けている「サヴォアフェール(匠の技)」の展示。
こちらはゴールドの品物が多いです!
「ジップ・ネックレス」の展示がございます。
また、その紹介動画が流されており、皆様立ち止まってご覧になっています。
シーません、私は「ジップ・ネックレス」を知りませんでしたー!(恥・・・)
いわゆる「ジッパー(チャック/ファスナー)」をゴールドで作っちゃったー!
・・・と言うヤベー代物です。
恐ろしい事に、形だけコピーしたのではなく、ちゃんと「ジッパー」として作動します!
つまり「タッセル(スライダー)」を動かすと、ゴールドの「ジッパー」がちゃんと開閉するのです!
(思わず「バカじゃねーの?」とは言ってません!?)
「ジッパー」を開くと、ネックレスになります。
いわゆる「Y字ネックレス」のような形状です。
(但し、太さがヤベー!)
そしてこれを閉じると、なんと「ブレスレット」になるという、トンデモねー構造となっています!
「ミステリー・セッティング」も実はこちらが開発した技法です!
(ゴメンナサイ、これは知ってますが、こちらが開発した技法とは知らなかったー!)
宝飾品に宝石を石留めする時、一般的には金属枠や爪等で石を固定します。
しかし「ミステリー・セッティング」は、金属の枠や爪が見えない技法なのです!
(実は「コロンブスの卵」的な技法なので、皆様お調べください。ここで種明かしはしませぬ。笑)
こちらも紹介動画が流されており、皆様ご覧になっています。
ーーーーー
一回りして、入った所から展示室を出ます!
この後、私はミュージアムショップで展覧会の図録を購入!
誰かさんは、何やら小物をいろいろ購入!
買い物が終わった時点で、18時の閉館時間となりました!
ウチらは軒先を通って本館に戻り、入口から退出します!


ちょっと雨が強くなってきたかな?
傘を差しつつ、目黒駅に向かいます!

首都高の交叉点横『目黒茶屋』さんは風情がよさそうですねえ!
ーーーーー
いやー、堪能ー!
誰かさんは
「眼福です!」
はい、眼福眼福、目の正月ですわー!(笑)
帰るよー!(あ、誰かさんは渋谷で飲んだくれるのです!)