親方よりメールです。
「上野御徒町!出てこい」
これは「親方の現在位置は上野御徒町」という事らしいのです。
ただ「出てこい」がワカラナイ?
フツーに読むと「御徒町に出てこい」って読めますよね。
(いつも、私のメールが分かりにくいと怒られますが、この旦那さんも大概です。)
すぐに次のメールが来ました。
「森下交差点」
集合場所が指定されました。
さすがにヤベーと思ったのでしょうねえ。
私も移動中だったので、そのまま現場に直行。
森下駅交叉点にて到着を待ち、無事に合流します。
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17時15分、親方のリクエストで、交叉点近くの居酒屋の名店『山利喜(やまりき)』さんに伺います。
扉を開けると、まさかの階段です!
向かって左が下り、右が上りです。
2~3段とかではない、本格的な階段です!
階段の上から、若いおねえさんが人数をお尋ねです。
ウチらは階段を上がりつつ、
「2人です。」
「お二階でよろしいでしょうか。」
「はい。」
おねえさん、階段越しに二階に向かって、
「お2人です!」
今更だけど、階段上のここが一階ですかー?
振り向くと足元に入り口が見えます!
その一階フロア(中二階)からエレベーターに乗って、二階へGO!
二階に到着。
若いおにいさんのご案内で、吹抜け横のカウンター席を頂戴します。
ドリンクメニューを拝見して注文します。
ワインが結構充実しています。
すぐにドリンク到着。
左が親方の日本酒ハイボール。
真ん中と右が、私のシードル(リンゴ酒)です。
青森・もりやま園「テキカカシードル」
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カウンター上のメニューです。
親方が、おにいさんに注文します。
「煮込み下さい!」
「玉子は?」
「無しで。」
「(ご一緒に)カーリックトーストは?」
「要りません。」
煮込みはすぐに到着です。
陶器の皿?に盛られて、グツグツと煮立っています!
熱そー!
ネギを沈めて熱を通します。
取り皿に分けて頂戴します。
一切れがちょっと大きい感じ。
では頂きます。
香りや味わいは、いわゆる世間に多い煮込みとはちょっと違う感じ。
こちらの大将(三代目)はフレンチでの修行経験があると伺っています。
ゆえに煮込みの鍋に、ワインとかブーケガルニとかを投入して煮込んでいるとか何とか。
(ガーリックトーストもその一環?)
「東京3大煮込み」って話がございます。
(居酒屋評論家?太田和彦さんが著書「居酒屋大全」で提唱されたらしいです。)
それが月島『岸田屋』さん、北千住『大はし』さん、森下『山利喜』さんだそうです。
(それに門前仲町『大坂屋』さん、京成立石『宇ち多゛』さんが加わると「東京5大煮込み」になるそーです。)
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おっと、イケナイ! お通しを忘れてました!
切り干し大根の酢漬け?
テリーヌです。
ピクルスとトーストが付いています。
テリーヌを小さく割ります。
ウメー!
親方よりご指示がございます。
「グラスの赤ワイン頼んで!」
「へい親方、ガッテンだ!」
赤ワイン到着です。
「テリーヌを一口かじって!」
「かじったら、すかさず赤ワインを口へ!」
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親方が、改めてメニューやら、壁の品書きやらを拝見。
おにいさんに確認しつつ、何やら追加注文しています。
煮込みに、テリーヌのトーストを投入!
おつゆを吸わせます!
ウメー!(笑)
親方が日本酒のお燗(小)をご注文。
神亀です。
やきとんです。(1人前2本)
左から、レバ・テッポウ・軟骨タタキです。
タレで頂戴します。
(塩の方が焼き物の味はよくわかる気もしますが、タレはお店独自のモノです。)
燻製盛り合わせです。
ゆで卵にベーコン、鶏肉、魚、ソーセージ、タラコです。
燻製、ウメー!(笑)
ごちそう様でした!
エレベーターで一階に降りて、そこでお勘定します。(小8枚ほど。)
レジ横にミニ図書館です。
マンガの単行本・吉田類さんの著書等色々です。
ごちそう様でした!
入口のシブい提灯です!
同じく入口のお狸様の石像です!
ご近所の、桜鍋の『みの家本店』さんです!
こちらもいつかお邪魔してみたいですねえ!
帰るよー!