11時に八丁堀を出発し、銀座までテケテケ歩きます。
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その銀座4丁目交叉点、和光の時計台の下で友人が言い放ちます!
「映画を見ます!」
「へーい! ・・・何時からですか?」
「11時30分からです!」(この時11時25分です!)
「そーいう事は、早く言って!」
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何だか分からぬ内に、丸の内東映さんに到着しました!
友人が窓口に私を突き出し、チケットを買わせます!
入場すると、ちょうど客席の扉が閉まるタイミングでした。
私は憚ってから席に滑り込みます。
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この日拝見するのは「翔んで埼玉」です!(笑)
原作が上梓された当時、拝読した覚えがございます。(笑)
(数年前にコンビニで目撃しましたが。笑)
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●感想です。(ネタバレがあります。)
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映画冒頭から原作者が登場しました!(笑)
「ミーちゃん28歳」さんですねー!(笑)
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ブラザートムさん演じる父親が運転するワゴン車が、農道を爆走しております。
娘の結納で、会場に向かっているのです。
その車のラジオ(周波数79.5MHz←地元のFM NACK FIVE)から流れてくる「都市伝説」?
「その昔、埼玉県人は東京都民からそれはそれはひどい迫害を受けていた・・・」
それを聞いている内に感情移入していく、現代の埼玉県人がトムさん(熊谷育ち)たちです。
いわゆる「狂言回し」的な役割?ですかねえ。
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その昔、埼玉県人は「通行手形」無しで都内に居ると捕まってしまうのです。
東京のキャバレーで「埼玉警報」が出て、紛れ込んだ埼玉県人が捕まったのは映画のお約束です。
そのセットがナカナカ豪華です。(笑)
踊っている水着のおねえさんたちも、意外にダンスのレベルが高いです。
こー言うセットって、割りとチープなのが多いです。
水着になれるおねえさんたちはダンスがイマイチ、イマニです。
この映画は、それをイイ意味で越えて下さいました! スゲー!(笑)
(「メリーポピンズ・リターンズ」には敵いませんが。笑)
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つーか、麿さんが全身白塗りで出ても、この映画では全然違和感無いです。(笑)
(麿さんが捕縛された時、「越中」のみのコカンが大写しになって、私は大爆笑!)
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埼玉解放戦線に激を飛ばす時のGACKTさん、まるで戦国武将のようでしたわ!(笑)
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そして「埼玉ポーズ」です。(笑)
「埼玉の玉と、シラコバトの羽根」を象徴したポーズだそーです。
(親指と人指し指で輪を作ります。 もちろん片手ずつ両手でお願いします。)
(まあ、OKサインです。)
(そのまま手のひらを上に向け、胸の前で両手首を交叉します。)
映画でこのポーズが出る度に、客席で同じポーズを決めていたのは私です。(笑)
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映画の最後、ラジオのマイク前でしゃべっていたのは着ぐるみです?
NACK5のマスコット、目付きの鋭い水色のウサギ「らじっと」くんです!
放送が終わり、着ぐるみの頭を外して出て来た顔は、二階堂ふみさんです!
これは都市伝説じゃなかったのか?
地下宮殿を思わせる空間を行く、Gacktさんと二階堂さんです。
そこに集まった「埼玉解放戦線」の大集団です!
え、「日本埼玉化計画」から「世界埼玉化計画」ですとー!(笑)
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いやあ、面白かった!(笑) 原作とはちょっと? 大分? 違う感じです。
一つ間違うとショボい作品になっちゃいますが、上手くまとまってますねえ!(笑)
快作です! オススメです!(笑)
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(埼玉県人の知り合いによれば、まだまだ甘いらしいです。笑)
(その知り合いによれば、埼玉の玉は勾玉なのだそーです。)
(ゆえに指で丸を作る時に、親指をちょっと突き出すのが正しいと主張してます!笑)
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(・・・あれ、秩父はどこに行ったの?)
(それに蕨出身の高見澤さんは出て来たけど、秩父出身の桜井さんは?)