行ってみたい立ち飲みのお店がある・・・との友人の話で、お店に伺いました。
東銀座の『立ち呑み 三ぶん』さんです。 立ち飲み割烹料理のお店・・・で良いのかな?
場所は歌舞伎座から、新橋寄りに一本移動した、東銀座5丁目交叉点の近くです。
土日祝は12時から開店との事で、その5分前に到着です。
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開店1分前に暖簾が掛けられ、品書きと営業中の札が出ました。
ざっくり品書きを確認・・・こりゃ結構お高くなるかな?(笑)
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店内にお邪魔すると、とーぜんウチらがこの日の口開けです。(笑)
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メニューは手元とお店の壁にも掲示されています。 両方拝見した方が良さそうです。
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おしぼりや箸と共に、まずちっちゃなグラスが供されました。
「ヒラメのダシです。 まずこちらを召し上がって、胃に膜を作ってください。」
口に含むと、只のダシではありません! ご飯粒が口中に広がります。 よく冷えた雑炊?ですねえ!
冷えていますがダシが濃いですし、しっかりした塩分を感じます!
このお店、美味いですよ!(笑)
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まずは冷酒を頂きます。
冷酒は14種類、6勺(108ml)ずつだそーです。
栃木「大那 純米吟醸 春摘み新酒 おりがらみ 27BY (特約店販売)」
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石川「福正宗 純米酒 百年水仕込み・宴」
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おつまみを頂きます。 「酒呑み八寸」(1300円)・・・って珍味とかのワンプレートかな。
お料理が金の塗り皿?に載って登場です! 華やかでキレイですが、写真は撮りづらいです。(笑)
上段左から、アサツキとショウガの佃煮、ミニトマトとショウガの甘酢漬け
中段が、海ブドウのお浸し。
その横のポワポワしたのがフキ味噌なんですが、細かくなっていません。
花が咲いたフキノトウをそのまま使用した感じ?です。
下段が牡蠣の塩辛、バイ貝・・・です。
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友人が、山形「初孫 一徹きもと 純米」をぬる燗でお願いしました。(1合900円)
お酒を錫の徳利に入れて、カウンター端の銅鍋付属?の銅壺に入れてお燗をして下さいます。
(徳利には温度計が入っています。)
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この錫の徳利、いい風情ですがズシリと重いです。
持っただけだと、どのくらい残っているか、イマイチ解りませぬ!(笑)
お水をお願いすると、機械壜からそば猪口?に注いでくださいます。
たまたまですが、私のお酒の杯とそば猪口は金継ぎされたモノです。
話には聞きますが、実際にお店で修理された器を出して頂いたのは、多分初めてです。
この他も、ナカナカ器が面白いです。(笑)
伺ってみると、親方とお店のアドバイザーさんが、器がお好きみたいですねえ。
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だから、こんなモノが飾ってあるのかしら!?(笑)
金棒にネコ?(笑)
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「しみ大根煮」(500円)は、カウンターの銅鍋で温められているのを盛って供されます。
器もオモロイ感じです。(笑)
スゲー! ピシッと大根のエッジが立っています!
つまり、面取り無しと言う事ですから、煮るのに手間が掛かっていますよ!
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頂きます。
箸がすーっと入ります! 柔らかく煮えていますが、大根自体はしっかりしてますねえ!
口に入れると、カツオ節の香りがスゲー! 燻製の煙の香りまでします!
大根の品種をお尋ねすると、三浦大根との事。
いや、これはダイコンスキーにはタマランですねえ!(笑)
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「パクチーのお浸し」(500円)は、ちゃんと「お浸し」です。
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茹でたヤツにオカカを掛けただけの、「ナンチャッテお浸し」とは違います。
ちゃんとダシに浸されてから出て来ます。
もちろん、香りは健在ですから、パクチーが苦手な誰かさんは一箸で終了です。(笑)
セリの仲間ですから、これは「セリのお浸し」です!(笑) さすがに無理か!(笑)
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「江戸前 玉子のふわふわ」(500円)は、ダシ入りの炒り玉子?・・・って感じです。
いや、固まっていない茶碗蒸し?
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これは初めて頂くモノですねえ。 ダシが柔らかめで、美味いです。
薄味なので、様子を見ながら醤油を足すと良いです。
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「剣菱」(1合900円)をお燗で頂きます。
友人がお燗の温度を・・・
「ちょっと熱め、50度くらいで・・・」
「それだと普通の熱燗になります。」
「52~53度でお願いします。」
ちょっと熱めの徳利でした!(笑) あ、徳利の写真を撮り忘れた!
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「小蛸と新じゃがのソテー」(500円)
銅鍋から、茹でてあるジャガイモを取り出して、奥の厨房へTOSSします。
しばらくすると、お料理が来ました。
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タコは子持ちで、メシ粒のような卵が入っています。
細い脚も、良い食感ですねえ!
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「ひとくち刺身」(100円・限定10食)
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この日はバチマグロでした。 塩を振って頂戴します。
薬味がワサビじゃないっぽいです。(←未確認ですが、粗挽きマスタード?)
100円ですからさっぱりしてますが、ちゃんと味のある美味いマグロです。(笑)
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冷酒を追加します。
滋賀「新開(しんかい) 特別純米 ひげラベル 2015燗酒コンテスト金賞受賞酒」(6勺・500円)
「新開」の文字の端が、ヒゲのようになっているから「ひげラベル」なのかしら?(笑)
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お料理をどちらにするか悩んだ友人に、カウンターのおにーさんが、
「今なら、ぜひこちらを食べて頂きたいです!」
本マス(サクラマス)ですから、私もそう思います。(笑)
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「本マスのハラス焼き」(500円)。
ハラスが長っ!(笑) ホントにハラスの部分だけですよ! 上品な脂がウメー!
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身の方も、しっかりと焼き色が付いて、イイ感じです!
あ、ヒレのトコロは私が頂戴しました。(笑)
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冷酒を追加します。
山形「若乃井 特別純米 雪室貯蔵 春宝」を1合(900円)でお願いします。
この壜、ラベルが布なんですねえ!
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片口に入れられて供されます。
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締めは「小鍋仕立て」(900円)で、「クエ」をお願いしました。
蓋付きのデカいお椀が到着!
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蓋を取ると・・・味噌仕立てのクエのおつゆです。
ちなみに「スッポン(醤油味)」「フグ(塩味)」・・・らしいです。
白身の上品な身がウメー!
シイタケはほぼ生です! スゲー!
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デカい骨にこびり付いた肉をこそぎ取り、髄も突きますよ!(笑)
はいお腹一杯ですよ!
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お料理お酒で9800円、外税が加算され10580円(値引き4円)でした!
今回、欠食児童?を引き連れてましたので、思ったくらいのお値段になりました。(爆笑)
工夫すればリーズナブルに頂けますけど、普段は「サク飲み」がオススメですねえ。
お料理は美味しいですから、「たまにはちょっとゼータクに」・・・的にはイイお店だと思います。
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14時丁度にお店を辞します。 ごちそう様でした!