ハートランドの「のみのみくいくい」

信州の酒を勝手に応援する連合会

ダークレッドエール。

ちょっと面白いビールの話を聞きました。
そのビールは、某社のクリスマス販売用に造ったビールだそうです。
しかし、酵母の調子が悪くて予定のビールが出来ずに、別のビールが出来ちゃった・・・
そんなワケで、クリスマスビール失敗~!って話でした。
 
しかしよく考えてみれば、ビールが途中で変わるという事はありえないです。
Aという酵母が、いつの間にかBという酵母に変化したならともかく、そんなワケも無し。
敵は「生物」(ナマモノ)というか、「生物」(せいぶつ)です。
考えられるのは、例えば酵母の調子が悪くて、予定のビールが出来そうもないとしましょう。
そこで、急遽別のビールに路線変更したのでは・・・とか思ったのですよ。
あきらめて捨てると、材料が無駄になるわけですから、お蔵の損になります。
また、捨てるにしても下水に流せませんから、産廃として有料処理するワケですしね。
 (アルコールが含まれていると、税務署がトンで来ます。)
 
その結果、ビールは出来ましたが、そのビールは予定と別物です。
別物に某社のラベルは貼れないという事で、販売中止になったのは仕方なし。
とは言え、ビールの出来は大変に良いという事でした。
そこで、某社の関連イベントにて、樽生(つまりプラか紙のカップ)で販売されたとの事。
・・・なんてウワサを聞きました。
おめでとうございました。(笑)
 
すいません、長~い前フリでした。(笑)
 
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さてさて、これは「とあるお蔵」の「ダークレッドエール」です。
お蔵の名前は申せませんが、あるツテより回ってきました。
うひひひ。
(左がダークレッドエール、右は比較用のブラウン)

プラカップに注いでみると、色はほぼ真っ黒ですが、光に透かすと赤っぽいかな、です。
香りは、ローストしたコーヒーのような香りかな。
頂きます。
ちょっと甘くてほんのり苦くて、炭酸も少ないですね。
コクがありますが、「アルコール高め」が判るくらいのコクかな。(6度って言ってましたね。)
一言で申し上げるなら、美味しいです。(笑)
まあ、私が普段頂いている「志賀高原ビール」に比べれば、随分と飲みやすいビールです。
冷蔵庫から出してコップに注いでから、5~10分ほど室温にならした方が甘味が感じられます。
 
イメージ 3つまみは、「小豆島産・新漬けオリーブ」です!
収穫した青い実を、渋抜きして塩水に漬けただけなんです。
けどこれが、美味いんですよ~!

以前、試しに南欧産の買って食べてみました。
粒が大きくて食べ応えがありますが、渋抜きがイマイチ・・・
というワケで、年に一度の国産新漬けオリーブでした。