ハートランドの「のみのみくいくい」

信州の酒を勝手に応援する連合会

信州おさけ村~大宮「いしまる」~浦和「うりんぼう」。(2010.9.4 土)

とにかく暑いのなんのって!
直射日光の下を歩いていたら「生命の危機」って単語が脳裏に浮かびました。
今年の夏はホントにヤヴァイですって!
 
イメージ 1そんなワケで夕方からおさけ村さんへ出撃です。
けどあまりの暑さについ耐えきれず・・・
  インドの青鬼(281円)を飲んじゃいました・・・

これは『よなよな』のヤッホーさんが造っているIPAです。
苦いです。(笑)
おさけ村の常連さんには
  「クスリくれ」
・・・オーダーされる方もいらっしゃるとか何とか。
 
 
 
 
 
 
 
 
●OH!LA!HOビール『ゴールデンエール』(490円)
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信州の東御市振興公社が製造する地ビールです。
「湯楽里館」(ゆらり・かん)という日帰り温泉施設で醸造しています。
今までちゃんと飲んだ事がなかったので、改めて飲んでみます。
大きなグラスに注ぐと、色はゴールド、ちょっと濃いゴールドかな?
頂きます。
うーん、あっさりさっぱりした飲み口ですね。
苦味はあまり感じません。ほんのり甘い?
結構ホップの香りがします。
ビール名の「おらほ」とは「オラ方」ですね。
信州の方言で「私達の所」または「私達」を意味します。
使い方は・・・
    「おらほじゃ、そんなこん、せわねえわ。」
        ↓
    「私達の所では、そんな事は、言わないです。」
・・・となります。(笑)
 
ちなみに命名は、画家にしてエッセイスト、最近ではワイナリーもやっている玉村豊男さんだそーです。
そう言えば、湯楽里館から玉村さんトコのワイナリーまで、車で15~20分くらいらしいですね。
正直な感想として、美味しいけどちょっとお高い。
地元原料(麦芽とか)を使っているからでしょうけど、ちょっと高すぎるように思います。
 
また、この8月から、アニメ「戦国BASARA弐」とタイアップしたビールを出したそうです。
私は見ていないので判りませんが、真田幸村と猿飛佐助だそーです。
そう言えば真田町まですぐですし、峠を越えれば長野市松代町ですからね~!(笑)

信州東御市振興公社「湯楽里館」(ゆらり・かん)
 http://www.yurarikan.com/index.html

 
南信州ビール『オクトーバーフェスト』(330ml・500円)
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こちらのお蔵では2ヶ月毎に季節限定ビールを出していらっしゃいます。
9~10月は「オクトーバーフェスト」を出荷しているそーです。
注いでみると、透明で濃い銅色の液体です。
グラスの内側を流れる感じが、ちょっとトロッとしています。
泡も少なめですねえ。
頂きます。
甘味が少しあって、苦味は少なめ。
6%は感じないですねえ。
本場ドイツのオクトバーフェストビールは、ローストしたモルトを使ったちょっと濃いめのビールらしいです。
(飲んだ事無いですが・・・)
また本場のは下面醗酵だそーですが、こちらはエールタイプの上面醗酵らしいです。
うあああ、もうお腹一杯・・・今日はこんなモンで撤退します。
 
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大宮「いしまる」さんへ。
 
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こちらへは初めて伺います。
歩いていると、突然『純米酒 神亀』の看板が見えました。
白い暖簾のシブイお店・・・は酒屋さん?
その向こうがウワサ?の角打ち(かくうち)、大宮「いしまる」さんです。
 
お店に入り、「初めてです~」と声を掛けます。
空いたカウンターに着き周囲を見回し、『ひこ孫』(550円)を注文します。
店内はそこそこ混んでいます。
思ったより客層が若いのは、若夫婦がやっているからでしょうか。
それにこちらのお店、つまみが結構充実していますねえ。
壁の品書きを見ながら考えます・・・
 
  (すんません、お酒や料理の写真はないです。)
 
 
ぬる燗の『ひこ孫』が茶碗に入って回ってきました。
かつおの刺身」(ハーフ:300円)と「小松菜のお浸し」(300円?)を注文し、酒をグビリ。
しばらくして出てきたカツオがナカナカ!
一切れのサイズが、スーパーの刺身の倍くらいあります。
それが3切れですから、一人分としては十分ですねえ。
また「小松菜のお浸し」が美味い!
てっきり茹でたヤツに、おかかを掛けただけかと思ったら、ちゃんと「お浸し」ですよ!
ダシに浸かった立派なお浸しで、これが美味かった!(笑)
 
バックバーに並んでいる一升壜に、「~RS」なんて文字が見えました。
聞いてみると、正にマルスウイスキー
ストレート(300円)を頂きました。
あちこちに置いてある冷水ポットから、和らぎ水を茶碗に注ぎチェイサー代わり。
いやあ、堪能しました。(笑)
 
※角打ちとは?
「酒屋さんの店内で一杯飲ませる」のを言います。
そーいう文化が無い地域もあるので、ご存知ない方もいらっしゃると思います。
昔はお酒も計り売りで、大徳利に詰めて持って帰ってました。
そんな計り売りの升で一杯飲ませたのが起源・・・らしいです。

で、「角打ち」とは、その升の角に口を付けて飲むところから言われているらしいです。
飲み屋じゃないから、必要最低限の接客で、つまみも乾き物か缶詰ってのが一般的です。
ですが、中にはちゃんとしたつまみを出すお店もあり、単純にくくれない部分があります。(笑)
大体共通しているのは、「立ち飲み」「低価格」「キャッシュオン」です。
大宮「いしまる」さんを例に上げると・・・
こちらは全席「立ち」です。(笑) 座りたかったら、別のお店に行くしかないのです。(笑)
つまみは250~300円から高いモノまであり、お酒自体は安いのも高いのもあり。
このあたりはお店によって異なります。
「キャッシュオン」とは「キャッシュオン・デリバリー」の事です。
つまり、一回毎に現金と引き替えにする方式です。
ハンバーガー屋とか立ち食いそばのお店と同じですね。
 
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浦和「うりんぼう」さんへ。
イメージ 7大宮に寄ったのは、単純に浦和のお店の開店待ちだったのです。(笑)
浦和に向かう途中、さいたま新都心駅若い女性が沢山乗ってきました。
ああ、この日は『東京ガールズコレクション ’10A/W』だったわね。
 
お店ではまず『九重桜・純米』(500円)をぬる燗で頂きます。
突き出しのモロヘイヤのお浸し?を突きます。

続いて、『桝川・純米』(500円)のぬる燗、
『菊泉・本醸造』(400円)のぬる燗を続けます。
「茄子とピーマンのしょうが煮」(400円)、
「みょうがの卵とじ」(400円)を頂きます。
この卵とじがナカナカ美味!
ほどほどにして、よろよろと最終電車で帰ったのでした・・・