ハートランドの「のみのみくいくい」

信州の酒を勝手に応援する連合会

手打ちそば処 小杉・須坂インター店。

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イメージ 3お昼ちょっと前にお店に入り、カウンターの端に陣取ります。
まずお茶が出されましたが、にごり系です?
何でも「そば湯」で淹れたお茶だそうです。
 
メニューを熟読・・・
こちらのお店、3種類のそばは全部が十割です。
  「並そば」(北海道産)
  「雪そば」(更科)
  「霧そば」(信州産)
 
 
 
イメージ 4名物は更科だと思ってますから絶対に食べたいのです!
そーすると合い盛りになりますねえ。
一緒にするのは「並」か「霧」か・・・
まあ、お安い方でよいかと思います。(笑)

そこで、「雪」と「並」の「雪合わせ」(1200円)を、
「大盛」(200円)にしてもらいました。
 
 
 
 
 
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北海道産の「並」はあっさりした感じで、飲み込むとそばの風味がします。
更科の「雪」は、つゆなしでモグモグしても何の味も感じません。
飲み込んだ時に、初めてふわ~っとそばの香りがするのです。
ホントに微かな香りです。
ああ、よかったよ~!
実は私、今まで更科を食べた時に、そばの香りとかを感じた事がなかったのです。
(小麦の香りはしましたが。)
ある意味、ちょっとコンプレックスだったのですが、鼻が悪いワケではなくてよかった~!(笑)
 
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こちらの更科は十割ですが、なんと「水ごね」です!
実は十割の更科って、ほとんどが「湯ごね」です。
更科粉は元々デンプンが多いので、フツーに水を加えてもくっつかないのです。
一般的には、少量の熱湯を加えてデンプンを糊状にして、それを「つなぎ」にして粉をまとめていくのだそうです。
それにより、そばの風味は弱いけど、真っ白で喉越しの良い更科そばになるのです。
但し、熱湯を加えてしまうので、半分煮えた状態になってしまうとかなんとか。
そこで「水ごね」なのですが、「水ごね」だとデンプン糊が使えないのですから、粉をまとめるのが大変です!
それゆえに「水ごね」で更科十割が打てる方は大変に少ないそうです。
 (もちろん、私はやり方を存じません。興味のある方は各自でお調べ下さい。笑)
 
お店は時分時になり、お客が引っ切り無し!
繁盛なさってるようで誠におめでたい!(笑)

ちなみにこちらのお店、「須坂インター店」とありますが、正しくは上信越道・須坂長野東インターになります。
まあ、地元では須坂インターで十分通るのですけどね。(笑)
長野市方面からだと、エムウェーブの横を通り、屋島橋を渡ればすぐです。
インターからだと・・・橋の手前に、斜め左に入る道があります。
ここに入って、橋の脚部をぐるっと回り、長野市から来た道に合流します。
合流時は気をつけてね。(笑)