ハートランドの「のみのみくいくい」

信州の酒を勝手に応援する連合会

「酔逸撫子・じゅんまい」 萌酒。(その1)

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●酔逸撫子・じゅんまい

「すいーつ・なでしこ」と呼称します。
ご覧の通り、ラベルにちょっと「特殊」なイラストが描かれています。
イラストをどうこう言う記事ではないので、それはこっちに置いといて・・・

冷やで頂きます。
薄い琥珀色のお酒です。
香りは余り感じませんね。

まずちびり。
おお~! しっかりした純米系です!
結構米の味が強いです。
やや甘めかな、酸は余り感じません。
非常に飲みやすいです。
意外というのは失礼ですが、思ったよりも見た目よりも良い酒ですよコレ!

飲んでからスペックを確認しました。
  分類    純米吟醸・壜燗火入れ
  原料米   麹米・兵庫県産特A地区山田錦/掛米・富山県契約栽培五百万石
  酵母    -
  精米歩合 58%精米(自家精米)
  度数    14度
  日本酒度 非公開
  酸度    非公開
  醸造元   (株)武勇(茨城県結城市
  価格    500ml/2,000円(←ちょっと高いかな)

純米と言いながら純米吟醸だったり、一流の酒米を自家精米したり、壜燗で火入れしたり!
スゲエなあ、本気ですよ、このお酒!
ちょっと低アルなのが、飲みやすさにつながっているのかな。
初心者向けにはもったいない位です。
これを飲んで、日本酒の底辺を広げてくれ~!!

調べてみました。
「萌酒」の第1弾として、昨年3月に発売されたのがこのお酒(ともう一本?)らしーです。
貴島煉瓦氏が描く、巫女さん風の彼女は「純米酒の精・じゅんまい」だそーです。
このイラストを蔵元に持ち込み、「この絵に合うお酒」と頼んだとか何とか。
特約店での販売らしいですが、2009年8月より秋葉原の同人誌書店で販売してるとか何とか。

ちなみに彼女は、酔っぱらうと言葉の語尾に『~しゅ』が付くそーで・・・
うわゴメン、オッサンにはこーいう設定は、こっ恥ずかしいよ~!(←赤面)

ラベルだけのやっつけ仕事じゃなかったよーで、誠に結構でした。
ありがとうございました。