ハートランドの「のみのみくいくい」

信州の酒を勝手に応援する連合会

長野・今井酒造「風の露(しづく) ひやおろし 純米吟醸」。

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県外では、多分ほとんど流通していないと思われます。
それがこの「風の露」(かぜのしづく)というお酒です。
この酒は「ナガノ・リカー・アソシエーション」(NLA)が企画しました。

「NLA」とは何か?
調べた所「長野市の酒屋さん主体の有志」らしいです。
「東北信の酒販店・・・」としているサイトもありますが、HP掲載の取扱店=NLA会員と考えると、30店余りのほとんどが長野市内の酒屋さんです。
 (ちなみに他地域は黒姫に1店、軽井沢に1店)

このNLAの取組というのが、自ら米造りと酒造りに参加する事だそうです。
米は飯綱山麓の飯綱町(旧・牟礼村)の田んぼと契約し、美山錦を作ります。
 (会員は田植えと稲刈りに参加するそーです。)
その米を、長野市の今井酒造店(「若緑」蔵元)にて醸すのです。
 (会員は酒造りにも参加しているようです。)
というワケで、この酒は米造り・酒造りに参加したお店だけが取り扱える、会員限定品です。

これは長野駅善光寺口正面、コンビニ横のお土産屋さん(酒屋さん)で購入しました。
昨年(08年)秋に購入し、包み紙のまま半年以上自宅にて常温保存しておりました。(笑)


●風の露 純米吟醸 ひやおろし

 ・分類    純米吟醸
 ・原料    飯綱町契約栽培・美山錦
 ・精米歩合 麹米49%、掛米49%
 ・仕込水   野尻湖水系・伏流水
 ・酵母    アルプス
 ・度数    16.2度
 ・日本酒度 -1
 ・酸度    1.5前後
 ・備考    長野県原産地呼称制度認定
 ・製造日   08年9月
 ・価格    1,800ml/3,000円前後
           720ml/1,500円前後

では、冷やで試飲してみます。
結構な琥珀色です。
元々がひやおろしなので、多少熟成されていますが、保存中に熟成が進んだと思われます。
ほんのり古酒っぽい香りがあり、甘味・酸味少なめ。
飲み込むと微かに苦味を感じます。
あっさりした感じのお酒で、お米の味がします。
もうちょっとしっかりした方が私は好みです。
つーか、お米磨き過ぎ!(笑)


●風の露HP(更新日時が不明・・・)
 http://www.kazenoshizuku.com/

●今井酒造店
 http://www.wakamidori.com/index.html