ハートランドの「のみのみくいくい」

信州の酒を勝手に応援する連合会

映画「盤上の向日葵」@MOVIXさいたま。(2025.11.8土)

ダブルヘッダー第2試合は、第1試合と同じスクリーンでした!(笑)

というわけで親方は同じ座席番号を予約してました!

いやいや、映画館のお掃除スタッフに送り出されるから、ずっと座っているわけには行きませんのよ!

御叱呼もしたいので、座席を後に憚りへ!

 

一応退場してから、すぐに入場し直します。

特に何もくれませんでした。(笑)


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ダブルヘッダー第2試合、映画「盤上の向日葵」を観ます!

 

感想です。

ネタバレがありますので、映画を観てない方はここでページを閉じてください!

この先読んでネタバレしても、私は責任取りません。

 


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ざっくり言うと・・・

奨励会を経ずにプロ棋士になった若者の、将棋の強さと人間力の強さの物語。」

・・・と私は思いました。

 

将棋で「真剣」とは「金を賭けて打つ事」を言います。

夢枕獏さんの小説に「風果つる街」という将棋の話の単行本があります。

「真剣」「真剣師」という単語を知ったのは、この小説を読んだからです。

小池重明さんという、最強を誇った真剣師が元ネタらしいです。)

まあ、法律的には1円でも金を賭けると賭博罪になるのです。

よって、この映画でいう将棋の真剣師とは、フリーの立場で賭け将棋をやる皆様です。

もちろん違法行為ですね!(笑)

 


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主人公は坂口健太郎さん。

共演は最強の真剣師・東明重慶役の渡辺謙さん。(←もろ小池重明さんですねえ。)

(ちなみに、作家の団鬼六さんが小池重明さんの晩年の面倒を見て、「真剣師小池重明」なる一冊にまとめてらっしゃいます。)

東北の真剣師柄本明さん。

渡辺謙さんと柄本明さんが将棋盤をはさんで向かい合った時は、スゲー迫力でした!

痺れたわー!

 

坂口健太郎さんの父親役が、音尾琢真さん!

これがまた、絵に描いたような・・・どころじゃないクソヤローで、これでもかこれでもかってくらいの雲古ぶりはもうすばらしいのなんの!

 

元婚約者が土屋太鳳さんです!

あんなキレイな人が、モモの袋掛けなんかするわけねーだろって思いながら、見入ってしまいました。

農家の若い女性が、農作業中に「女性用農作業帽子」(つばが広くて目出しのみの顔覆い付き)を被ってない時点でおかしいです。

(それなのに日焼けしてないしさー!)

 

坂口健太郎さんの子ども時代を演じたのが小野桜介さん。

上手いなー!

10〜15年後が楽しみだよ!

 

子ども時代は信州諏訪が舞台です。

地元の『タケヤみそ』さん、『片倉館』さんとかが出て来ました。

片倉工業さんは、岡谷で始めた製糸工場が発祥らしいです。

女工さんの福利厚生のために建てたのが温泉施設『片倉館』です。

この会社はかの富岡製糸場を譲り受け、昭和末期まで運営してました。

本社は佃大橋横の赤い「N」文字のビルにあります!

 

ちなみに、この映画を観たさいたま新都心コクーンシティって・・・

『片倉大宮製糸所』の跡地に建てられ、片倉工業さんが運営してらっしゃいます。

ゆえに製糸場で扱っていた蚕の「繭」を意味する「コクーン」の名を付けているそーです。

 

諏訪地方って県内としてはそんなに雪は降らないけど、寒気の厳しい地域・・・との認識です。

(個人的にはマフラーも大事だが、軍手でいいから手袋もやれよ!・・・って思いました!)

ーーーーー

 

もし小学生の時、奨励会に入っていれば、何かあっても棋士の師匠か将棋連盟が間に入って何とかしてくれた・・・(のかな?)

ただ奨励会に入っても、26歳までに4段になれないと、奨励会を定年退会して「フツーの人」になるしかないのです。

4段になって晴れて「プロ棋士」となると、10-20代のオニイチャンが大人から「先生」と呼ばれるようになるのです!

 

しかし奨励会って、各地の「将棋の天才」と呼ばれた子たちが集まって「天才比べ」をする場所・・・という話を以前に耳にしました。

坂口健太郎さん演じる主人公が、プロとして破竹の快進撃が出来たのも、渡辺謙さんの将棋を見ていたからかもしれません。

だとすると奨励会に入っても、そもそも4段になれたかどうか? 

 

親方が言ってましたが、

  「大卒後、入社した証券会社の運用成績がよかったのだから、米国に行っちゃえばよかったのに。」

日本にいたなら、真剣師とか親父とかが訪ねて来ちゃいます。

海外に出ちゃえば、探すのが格段に難しくなるわけです。(費用的にも。)

 

まあ、坂口さんの生き方が、不器用と言えば不器用。

将棋が忘れられなかった・・・って感じかなー。

あと坂口さんが殺人犯なのかっていうとビミョーなところです。(教唆は付きますが。)

(それにポスターには容疑者って書いてあるし!)

 

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原作はヴァイオレンス小説「孤狼の血」の柚月裕子さん。

女性なのに? 女性だから? こんな原作が書けるのでしょうか。

 

映倫区分は「G」です。

まあ、ヴァイオレンスシーンはありますが(アクション好きには)大したものじゃないです。

 

はて? この映画は「ロードムービー」って言っていいのか?

念のため確認・・・

曰く、

ロードムービーは映画の1ジャンルで、旅の途中で起こる様々な出来事を物語にした作品である・・・云々。

うん、ロードムービーじゃないな!(笑)

けどロードムービーっぽいとは思います!

 

親方曰く・・・

この映画は映画「砂の器」に似ているとか!

言われてみて気が付きました!

何か引っ掛かっていたのはそれだー!(笑)

 

丹波哲郎さんと若き森田健作さんの2人の刑事が列車で出張に向かいます。

それが佐々木蔵之介さんと高杉真宙さんになった感じ。

 

そして最後に坂口健太郎さんが真っ直ぐ歩いて行くシーン!

ある意味、破滅へ向かうように見えるけど、私はそこに未来への希望を見た!

 

イイ映画と思います。

坂口健太郎さん熱演!

オッサンたちも大熱演!

オススメです!