(※注意※ 本展覧会では、正倉院宝物の実物は展示されません!)
この日は、13時から東上野で日本酒の会があるのです。
3時間ほど空くので、さてどうするか?
ということで前夜、親方から問いかけがございました。
「喫茶店で時間をつぶすか、映画か、美術館ならどれ?」
「さすがに3時間も喫茶店にいるのはマヅイでしょう。」
「映画は・・・(TOJO上野・TOHO日本橋・ヒューマントラストシネマ有楽町等を検索)・・・時間がビミョーだねえ?」
「美術館は、八重洲のアーチゾン美術館とか?」
いろいろ検討した結果、『上野の森美術館』に行くことになりました!
親方が、事前チケットを検討してくれたようですが、ビミョーに面倒アレですか?
そもそも前売券の販売は終了してます。
当日券・大人2300円は、事前購入しようが、当日現地で買おうが一緒です。
全部じゃないとは思うのですが、事前購入だと当日券料金+手数料が発生するっぽい?
ならば、時間はあるから並んで当日券を買いましょう!・・・となりました。
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美術館に向かいます。
(パンダ橋の先、銀杏が落ちまくっています!)

すでに長蛇の列です!
見ると行列は2系統。
チケットを持っている入場列と、当日券を買う列です。

10時8分、もちろんウチらは当日券列に2列で並びます。


途中、スタッフさんがお声掛け下さり、傘はロック付き傘立てへ、バックパックはコインロッカー(コイン返却式)に収納しました。

●正倉院宝物実物は展示されません。(←ここ重要!)

行列に並んでいて気がついたのですが・・・
『上野の森美術館』は、『THE UENO ROYAL MUSIUM』だったのねー!

ようやく、ウチらの順番が来ました!

10時53分、4人ずつ入場して、窓口でチケットを購入します。
親方からチケットを頂戴して、もぎりのスタッフさんにお渡しします。
と、「ショップでの購入可能」券を一緒に下さいます。
どーやら、ショップでの購入は、1人1回までみたいです。
あと、音声ガイドは無料だそーです!
イヤホンかヘッドホンをお持ちになれば、ご自分のケータイ経由で音声ガイドが聞けるそうです。
(会場内はそこそこ騒音がありますので、ノイズキャンセル機能付きがイイかも?)
(少なくとも密閉型であるべきと愚考します。)
ウチらはコレを知らなかったので、音声ガイド無しです!(笑)
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(写真無いです。)
「国家珍宝帳」の写しが、壁に展示されています。
キレイな楷書で、私程度でも読める読める!(初めて見る文字は無理ですが。)
基本的に、武器と宝飾品にしか興味が無いので、その辺りを中心に拝見します。
続いて、本展覧会の目玉?
壁面に投影するCGがスゲーです!
ケータイで動画を撮ってる皆様もいらっしゃいますが・・・(動画は1分以内との事です。)
周囲が暗いので、どこまで撮れているやら?
(多分ケータイの画面でしか見ないから、「何か映っている」レベルで充分でしょう。)


画面の反対側に、復元品が展示されています。
古代の職人のメッセージに対する、現代の職人からの回答・・・みたいなものでしょうか。

(紅牙撥鏤尺)
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この後に2階に移動。
ああ、階段かー・・・と思ったら、スタッフさんがお声掛け下さいます。
なんと! エレベータがあるそうです!
ぜひお願いします!
エレベータに向かうのに、別のスタッフさんが誘導してくださいます。
ありがたい事です。
(一旦、会場を出てエレベータに向かうので、勝手に行く事は出来ません!)
(スタッフさんの誘導が MUST です。)
2階に到着。
1階から連絡が入るらしく、2階のスタッフさんが行先を教えてくださいます。
(勝手に移動すると、目玉企画の「再現・蘭奢待」の香りを嗅ぎ損ないます!)
エレベータを出て左側に進むと、復元品が展示してあります!

復元品を拝見。
銀の香炉です。
球状の香炉が転がったとしても、中の火皿が水平を保つように工夫されています。


白い握りは鮫皮(実際にはエイの皮)。
鞘は銀で装飾されています。
ターコイズとメノウ、ガラス玉? サンゴ?は分かりましたが、その他はワカランです!

剣は、片刃(かたは)の直剣です。
先端部だけ、ボウイナイフのように両刃(もろは)形状になっています。
ゆえに突き刺す時に、抵抗が少ないと思われます。
(実際に、峰側が研がれているかよく分かりませんでした・・・)

右側の小さい繭が「小石丸」と言うお蚕さんで、皇后さんが皇居で育てている種類です。
ちょっと光沢が違う感じがします。
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その隣が、本展覧会の大目玉「蘭奢待(らんじゃたい)」の部屋です。
調香師さん達によって再現された香りを嗅ぐことができます。


再現された香りを染み込ませたものの上に、ガラスカップがかぶせてあります。

そのカップを取って中の香りを嗅ぎます!
いい香りですが、ちょっとスパイシーな感じ。
なんとなく嗅いだことのある香りが混じっているイメージ?
厳密に言えば、香木の薄片を香炉で焚いて嗅ぐものらしいです。
その焚いた香りと同じかどうかは、私には分かりませぬ。

その隣の部屋が、扉の「勅封」とかを展示してあります。
1階から階段を上るとココに到着するようです。
(はっ! この金具を再現品でしょうか?笑)
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各種文様をゲートのようにしています!







よく見ると、全部違うワケではなく、いくつかの文様が組み合わさっているようです。
左右をひっくり返した?ようなモノもありました。


最後の部屋は、現代作家が、正倉院からインスパイアされたモノを・・・って感じです。
写真は篠原ともえさんがデザインしたドレスです。
取手付きの水指?そのまま!
色々ありますが、ゴメンナサイ、何かピンと来ないです。
よく分からないので、ノーコメントです。
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階段を降りて、一旦入場した玄関から出て、左に行きます。
ミュージアムショップへの行列です!

何とか入場しましたが、レジ前にもスゲー行列です!


親方は行列がなかったガチャガチャだけ実施。

あとは、店内の品物を眺めます。
買うにしても、レジの行列が長すぎるので、13時の会に間に合わないです!(笑)

あ、「蘭奢待」のクッションだー!(笑)
スゲー!(笑)
(「ここは織田信長が切り取ったよ」という札まで再現されてます!笑)

そんなワケで、ウチらはガチャガチャだけでショップを出ました!
(外に出たら、「蘭奢待」クッションをお求めになった若い女性を目撃!)

傘とバックパックを回収し、イベントに行くよ!(笑)