ハートランドの「のみのみくいくい」

信州の酒を勝手に応援する連合会

映画「ベートーヴェン捏造」@MOVIXさいたま。(2025.9.13土)

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さいたま新都心駅に到着。

親方は、

  「さっき言ったように、買い物に行きます!」

・・・そんなことを言われた記憶が無い・・・


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(映画「俺ではない炎上」のポスターがズラリ!)

 

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・・・と言うワケで、私は先に映画館に向かいます。

 

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事前にメールで送られてきた、QRコードを読み込ませて発券。

コレ、楽だわねえ!

(予約番号と、ケータイ番号を入力するところもありますがエラく面倒です。)

親方と合流して チケットを渡します。


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この日は、映画「ベートーヴェン捏造」を観ます。

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感想です。

ネタバレがありますので、映画を観てない方はここでページを閉じてください!

この先読んでネタバレしても、私は責任取りません。

 

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ざっくり言うと・・・

  「ウチらの知っているベートーヴェンの人物像やエピソードはほぼ捏造! 但しそれは敬愛ゆえか!?」

 

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原作は、かげはら史帆さん著のノンフィクション、「ベートーヴェン捏造 −名プロデューサーは嘘をつく−」です。

脚本は、お笑いのバカリズムさんだそーで、全部の役を全て日本人で演じるという暴挙?(笑)

(コレ、海外展開するんでしょ?)

そして、ベートーヴェン古田新太さんが、そしてその秘書シンドラー山田裕貴さんが演じます。

 

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晩年のベートーヴェンを支えて面倒を見た秘書のシンドラーは、彼の死後に危惧します。

ベートーヴェンの弟子や知人が、ガンガンと彼の伝記(と言うか暴露本)を出しまくります!

伝記は事実ですが、これではあの天才音楽家の名声が地に落ちてしまう!

ならば自分が「正しいベートーヴェン像」を描こう! 伝えて行こう!

そんなシンドラーが描く「ベートーヴェン像」に、染谷将太さん演じる米人ジャーナリストが疑問を抱き、調査し、対決に向かいます!

さあ、どうなったか?(笑)

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秘書シンドラーの書いたベートーヴェンの伝記は、推しであるベートーヴェンへの敬愛を描いた創作「新ベートーヴェン物語」であると考えると「有り」!(笑)

(壮大なる同人誌かよ!)

 

例えば・・・

若い子をアーティストとして育てると決め、

一生懸命考えた架空の設定を与えたら、

いつの間にか世界的なアイドルになっちゃった・・・って感じ?

プロデューサーとしてそれは「悪」か?

多分、それは「悪」ではないです。

本人が了承しているし、多分皆が HAPPY になるから。

(売れることが、HAPPY かどうかは、また話が別かなあ?)

 

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ベートーヴェンについて・・・

まあ、事実かどうかで考えると「クロ」!

どう考えても有罪でしょうねえ。(笑)

「ある事ない事」ではなく、「ない事ない事」を書いちゃダメ!(笑)

歴史的な証拠品に都合のいい書き込みとか、言語道断!(笑)

そもそもご本人に了解とってないじゃないですか!(笑)

問題は、被害者がいるのかって事かなあ?

 

だけど、割と最近までこの「新ベートーヴェン物語」が信じられていたのは・・・

「皆が信じたいベートーヴェン」を創作出来たからでしょうか。

それがスゲーです!


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古田新太さんのベートーヴェンは最初違和感でしたが、最後はそれっぽく見えてきてしまいました!(笑)

山田裕貴さんのシンドラーは、最後は狂信者(但し自覚ありで超冷静)っぽくてよかったです!

(2人が向かいあうシーン、古田さんのカシラがデケェー! 舞台の役者としてはサイコーございます!)

 

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古田さんがベートーヴェンで、脚本がバカリズムさん。

絶対にお笑い映画と思いましたが、至極真面目な作品でした!

ゴメンナサイ!

(逃げ切ったシンドラーに、軽く感動さえしちゃいました!笑)

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映倫区分は、もちろん「G」!

誰が観ても、問題の無い映画です。

結末について、ご家族やカレカノで話し合ってみてください!(笑)

(ただ、都市のロングショットや建物?のCG? VFX?がイマイチ!?)

(ここは「リキを入れないぜっ」て感じがよく分かります?)

まあ、オススメです!