
修理が終わったカメラを引取り後、上野駅からさいたま新都心駅を目指します。
12時45分ころ到着。
さいたま市のこの日の最高気温は33.7度。(←昼12時だと31度くらい)


映画館に向かい、親方と合流。

チケットを頂戴します。

この日は、映画「遠い山なみの光」を観ます。
ーーーーー
感想です。
ネタバレがありますので、映画を観てない方はここでページを閉じてください!
この先読んでネタバレしても、私は責任取りません。
ざっくり言うと・・・
「面白いけど、難解! 語られたのは、話者のフィルターを通した話」
映画には、1950年代の長崎と、1980年代の英国の田舎町が出て来ます。
そこにいるのは、それぞれ長崎出身の若妻・悦子と、英国人と結婚して移住した30年後の悦子。
1950年代の悦子は、戦争帰りの夫(傷痍軍人:左手が不自由。)とアパートメントに住む若妻で、お腹に子供がいる。
悦子は、川っ辺り?に住む佐知子とその娘の万里子と知り合う。
佐知子は米兵と知り合いで、米国移住を夢見ている。
1980年代の悦子は、英国の田舎に一人暮らし。
娘のニキは英国人の父を持つ、悦子の娘。
ロンドンに住みながら、地方新聞に小さな記事を書きつつ、物書き(目指すは新聞記者? 作家?)を目指している。
彼女は、母親が今まで語らなかった昔の話を聞いて行く・・・
ニキには、父親の違う姉ケイコがいたが、彼女は自殺している。
英国の悦子は、その長崎の思い出話?をニキに語る。
長崎の悦子は、夫とその父親、佐知子と万里子と濃密に関わって生きていたのです。

観ている内に、何となく違和感を感じます!
・お腹に子供がいるのに夫と別れて、英国人と結婚して移住?
・ケイコって、前夫との子供?
・お腹に子供がいるのに、夜に万里子を探して佐知子と一緒にあちこち探す?
・佐知子の相手の米兵って、ホントにいるのか?
・佐知子の娘の万理子って、ホントに彼女の子どもなの?
最後に、その違和感の種明かしがありますが・・・
「えー、それでイイのー?」
衝撃です!
ーーーーー

1950年代の悦子を広瀬すずさん。
1980年代の悦子を吉田羊さん。
友人の佐知子を二階堂ふみさん。
夫の父親を三浦友和さん。
お二人ともお美しくていらっしゃる!
ありがたや、ありがたや!
眼福眼福!
現在、すずさんが27才、ふみさんがもうすぐ31才。
映画の中だと、すずさんがちょっと幼く見えるのですが、役柄的には問題ない感じです。
友和さんとかを向こうに回して堂々と渡り合っていたように見えました。
ふみさんはちょっとキツめの役柄。
彼女は演技派ですから、安心して見ていられました!
友和さんは上手いなー。
戦前の教師が、戦後に苦悩している感じ・・・でいいのでしょうか。
新たな価値を見出す?
それがオムレツなのかしら?・・・とか愚考しております。
すずさんと羊さん、二人の悦子。
二人とも、肩の高さで切った髪型が共通しています。(共通させている?)
もちろん羊ねえさんもお美しい!
羊さんは未来のご本人ですから、全てを知っている立場の人です。
それが思い出話?として、娘に語るのです。
それを聞いた娘が、実家にある昔のブツを見て、思い出話の先にある真実に気が付いた?
原作は、長崎出身のノーベル賞作家、サー・カズオ・イシグロの長編です。
(これでノーベル文学賞を獲ったわけでは無いです。)

映倫区分は「G」です。
バイオレンスもエロも無いので、ある意味安心?
デートでも、ご家族連れでも大丈夫です。
但し映画の結末は難解ですので、皆様で話し合う必要性があると思います。
また、お子さまは意味が分からなくて、親御さんに疑問をぶつけまくるでしょう。(笑)
日本・英国・ポーランドの合作映画だそうです。
日本と英国はわかりますが、ポーランドはどこに出てきたかがわからない・・・
(まさか路面電車のシーン?)
まあ、個人的には割とオススメです。
ーーーーー

おまけ。
邦題は「遠い山なみの光」となってますが・・・
原題「A Pale View of Hills」を直訳すると、「丘からの淡い眺め」または「丘からの遠い視点」となるのかな?
申し訳ないけど、個人的には「Hill」では「山」にはならないです。
「Hill」の定義は「周りより高い場所、但し山よりは高くはない。」・・・らしいです。
そもそも、私は長野市出身です。
長野盆地の周囲は、1000~2000m級の山々で囲まれています。
それが「山」ですのよ。(笑)
(長崎の山を意図しているのか、英国の「Hill」を想定しているのか、それが分かりませんけど。)