
朝9時半ころ、長野市の権堂アーケードを徒歩徒歩。




映画館に到着。

『長野相生座・ロキシー』さんです。
昔、ココでいろいろな映画を観たよなー。(笑)
ケータイの画面で、前売りのQRコードを表示して入場します。

ロビーを眺めます。
一旦憚ります。
液体用の縦長器具が4台、固体用の個室が2つですが和式かー!(泣)
昭和ロマンバリバリですが、私はもう個室は使えぬ体なのです・・・


この日は、映画「原田要・平和への祈り~元ゼロ戦パイロットの100年」を観ます。
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感想です。
ネタバレがありますので、映画を観てない方はここでページを閉じてください!
この先読んでネタバレしても、私は責任取りません。
ざっくり言うと・・・
「長野市出身のゼロ戦パイロットが、自己の体験を語るドキュメンタリー映画」

映画自体は、ご本人へのインタビュー形式で撮影が行われました。
原田さんは、支那事変初期~真珠湾~インド洋〜ミッドウェー~ガダルカナル島まで戦った戦闘機乗りとの事。
ガダルカナルでの負傷が原因で戦場復帰は出来ず、飛行教官として終戦を迎えたそうです。
南京陥落直前の日本海軍機の誤爆によるパナイ号事件(パネー号事件)に参加し、爆弾を命中させたり、
真珠湾では機動部隊(艦隊)上空直衛任務。
セイロン島では敵機と交戦。
ミッドウェーも機動部隊上空直衛任務で交戦するが、空母をやられて燃料切れで着水したところを救助されました。
ガダルカナルでの負傷が原因で、戦場復帰は出来ず、飛行教官として終戦を迎えたそうです。
戦後は公職追放で就職できず、農業で何とかやっていったとか。
自治会長になったのを機に、地域のために託児所を開設。
その託児所は、後に幼稚園になっていったとのこと。
原田さん曰く・・・
敵機を攻撃する時、遠くから撃ったのでは当たらない。
(威力のある20ミリを)向こうのパイロットの顔が見える距離から撃つ。
相手は無念そうな、恨めしそうな表情をしながら落ちていく・・・
ご本人は寝ていると、未だにそれを思い出してうなされる事があるそうです。
戦後何十年も経っているけど・・・
(これって「PTSD:心的外傷後ストレス障害」なのかしら・・・)
映画には、浅草に行って風船爆弾を作っていたという、おばあちゃま2人もご出演。
東京大空襲を生き延びた体験を語ります。
「殺さなければ殺される、それが戦争です。」
ご本人は、2016年に99才で没。
映画の完成は2017年。
監督・撮影・編集は宮尾哲雄さん。(現在はフリーディレクター、元・NBS長野放送報道局長。)
ナレーターは檀ふみさん。
この映画は、多分ここの映画館だけで上映されているようですが、詳細は不明。
機会があればご覧になる事をオススメします。
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上映後、トークイベントを開催。
宮尾監督と、高校の後輩?大日方悦夫さん(元・教師、社会科教師・県立高等学校長・大学講師など歴任)、現役高校生3人が登壇。

大日方さんの司会でイベントは進められました。

宮尾監督のあいさつの後、

現役高校生(女子1名と男子2名)による映画の感想がありました。
その後、男子たちは、この3月に研修?で行った韓国の話。
向こうの大学生とかとの交流や、非武装地帯?の感想がありました。
女子は留学?で行ったフィンランドの話。
18才以上の男子は、兵役の義務があるとか。(女子は志願制)
(フィンランドはロシアと国境を接していますからね・・・)
(そういう意味では日本も一緒なのですが。)


監督への花束贈呈、フォトセッションが行われ イベント終了です。
個人的な意見ですが・・・
私は戦争反対です。
戦争を起こすヤツらは、そもそも最前線で戦いません。
自分が、自分の家族が戦争で死ぬ可能性がないから、気楽?に開戦するのでは?
戦争は始めるのは簡単ですが、終わらせるのは大変ですよ・・・
私は戦争は反対ですが、国として最低限の軍備・準備は必要と思っています。
ウクライナに攻め込んだ某国のように、フツーの理屈とは関係ない論理で動く国もあるのです。
若い人は海外に行くべきと思ってます。
異文化体験することと、外から日本を見る視点を持つ事が出来るようになります。
(1ヶ月くらいだと、ガマンして部屋に閉じこもっても乗り切れるから、出来れば3ヶ月以上行きたいねえ!)
面白いイベントでした。
もしかして、来年もやるのかな?
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おまけ。
実際、飲み屋はともかく、映画館はこの2ヶ所だけです。
特に、映画館は長野駅前の『千石劇場』と、権堂の『長野グランドシネマズ』と『長野相生座・ロキシー』しかございません。
権堂には、以前『長野東宝グランド劇場』『長野東宝中劇』『長野東映』がございましたが、いずれも20年ほど前に閉館。
この映画館の内、シネコンは『長野グランドシネマズ』だけ。
駅前の『千石劇場』は、駅前再開発で残れるかどうか。

そして、現存する国内最古級の映画館がこの『長野相生座・ロキシー』です。
1892年(明治25年)に開場した芝居小屋が前身で、建物は明治時代当時のものが今も使われている。(増改築あり。)
1919年(大正8年)に『相生座』と名を改め、映画館になったらしい?

建築年が明確な日本一古い映画館は、1911年(明治44年)開館の新潟県上越市の『高田世界館』だそうです。

(暖房がスチームです。)
『長野相生座・ロキシー』は、映画館としては多分日本で2番めに古いですが、建物自体はものすごく古いという、ヤベー映画館です。(笑)

そして北信(長野県北部)で映画館って、今のところ、この3つしかないんですよー!
しかし、2025年10月初め、上信越道の須坂長野東インター至近に『イオンモール須坂』がオープンします。
そこに、スクリーン9面(含むIMAX)の『イオンシネマ』が開場します!
(甲信地域初のIMAXですって!)
これは既存の映画館としては、なかなかキツイですよー!
(ちなみに某●野市は、イオン出店に反対した結果、隣の市に出来ちゃったと言う結果になりました。)
(せっかく集客してくれるんだから、イオンさんと共存して既存店の売上を伸ばすって発想は無いのかねえ。無いんだろうねえ。)