バスで、築地六丁目バス停から銀座四丁目バス停に移動します。
地下鉄銀座線に乗車します。
車内で、ゴローズのバングルをしている親父さんと息子さん(20代?)の2人連れを目撃です。
スゲー!(笑)
三越前駅にて降車します。
時間がありすぎるので、親方はユニクロ銀座店さんに寄っているそうです。
げー。
先にTOHOシネマズ日本橋さんに向かいます。
眼下に見えるは福徳神社さんです。
本日の上映スケジュールです。
先にチケットを発券します。
親方到着。
チケットをお渡しして、ロビー奥のソファーで待ちます。
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ロビーの売店で、200円引きクーポンが当たった チュリトスとホットドックセットを購入。
チュリトスはレインボーを選択。
赤はイチゴっぽい味らしいです。
紫は何だかよくわからない?とのこと。
(後でちょこっともらいましたが、何度も食べたいものかどうかがよくわからない・・・)
ホットドッグは、ポテサラがトッピングしてあるやつです。
しょっぱいソーセージです。
あ、開場時間です。
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この日拝見するのは、映画「国宝」です。
歌舞伎役者が、重要無形文化財保持者(通称「人間国宝」)になるまでを描いたモノかと邪推いたします。
感想です。
ネタバレがありますので、映画を観てない方はここでページを閉じてください!
この先読んでネタバレしても、私は責任取りません。
ざっくり言うと・・・
「歌舞伎役者のドラマと、歌舞伎の舞台映像が融合した映画。」
そのままですな。
舞台の外と、舞台の上。
2つの映像が、シームレスにつながっているように見えました。
舞台の外では・・・
博徒の組長の子で主人公を吉沢亮さんが、主人公が修行に入る歌舞伎の家の御曹司を横浜流星さんが演じます。
同い年、子供の内は仲のいい、兄弟同様に育った二人。
その内に二人揃って、女形として舞台を勤めるようになります。
互いに競い合うライバルとして、切磋琢磨していく若い二人。
キャリアが短い部屋子の主人公が、御曹司より実力が下なら問題無かったのですが・・・
師匠の歌舞伎役者・二代目花井半二郎を渡辺謙さんが演じます。
謙さんは芸の鬼です。
芸が上の者を三代目に選びます。
それと同時に、もう一花咲かせたいと企む煩悩にまみれた役者でもあります!
上手いなー!(笑)
謙さんの妻を寺島しのぶさんが演じます。
確か、寺島しのぶさんは、歌舞伎の家のお生まれです。
セリフとかに実感がこもって(るように感じ)ます!
ただ座っているだけなのに、あの眼力(めぢから)はまだ印象に残っています!
興行会社の社長が、嶋田久作さん。
CM「決めつけ刑事(デカ)」にしか見えなくて困りました!
そこの社員が三浦貴大さん。
見たことあるはずですが、あまり印象に残らず、今回ようやく認識しました。
結構重要な役どころよねー!
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舞台上で演じられる歌舞伎の映像は圧巻です!
私は1度だけ、歌舞伎座で舞台を観たことがございます。
その時は3階席ですから、やっぱり小さくしか見えないワケですよ。
映画の中とは言え、それが大スクリーンのドアップのかぶりつき状態で観られるのです!
カメラワークも駆使して、フツーでは絶対見られないような映像もあるのです!
スゴカッタよー!
こんな歌舞伎の映像って、既にあるんですかねえ?
これで歌舞伎を見せられたら、一発で歌舞伎ファンに転びますよ!(笑)
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舞台の外と舞台の上、2つの映像が互いに引き立てあって・・・というほどではないかな?
個人的には、舞台上の映像がすごすぎて、舞台の外の映像がちょっと落ちるかなー。
原作は読んでないので、正確には分かりませんが・・・
特定のモデルがいるワケではないと思います。
とは申せ・・・
花井半二郎という名前は、岩井半四郎さんを彷彿とさせるとか、(←親方の指摘です。)
一般家庭出身で、部屋子ではなく芸養子(←御曹司扱いになるらしい)に入って、
なおかつ人間国宝になったご存命の皆様としては、中村東蔵さん、中村梅玉さん、坂東玉三郎さんとかがいらっしゃいます。
芸養子でも、一般家庭出身だと「どこの馬の骨」扱いされる? された?世界らしいです。
それを考えると、師匠の二代目花井半二郎は、相当にスゲー方、または変わった方であったと言えましょう。
師匠と御曹司が、同じ病気になりますが・・・
これって遺伝ゆえに「リスクが高くなる可能性がある」って話らしいです。
けどこの場合、遺伝リスクは片親だけだし、必ず発症するワケでもないそうです。
ちゃんとした生活を心掛ければ、そもそも発症を抑えられるらしいです。
この場合、御曹司はストレスが大きな影響を与えたって事でしょうか?
あと、主人公は悪魔に魂を売ったのでしょうか?
お参りしたのは道端の小さなお社ですが、祀られているいる以上、何らかの神さんですわね。
日本に悪魔信仰は無いと思うので、多分「悪魔に・・・」ってのは、原作者か脚本家の創作の可能性を考えます。
日本では祟り神を祀ることで、強力な守護霊になると考えられています。
そっちじゃないのかなー?
それはそれとして・・・
映倫区分は「PG12」です。
冒頭にバイオレンスが少々と、途中で男女が抱き合って激しく動く(←布団をかぶっている)辺りが、「助言が必要」とされた理由でしょうか?
(そんな御大層なモンでもありませんです。)
正直に申し上げて、この映画を映画館での鑑賞をあまりオススメ出来ないです。
映画は面白かったし、ぜひ見て頂きたいと思いました!
けど、上映時間175分、約3時間は長い! 長い! 長い!
それが問題、大問題!
この映画、途中に Intermission (途中休憩)を設けるべきと思います。
実際、座席脇とか、スクリーン前をダッシュする皆様の多かったこと、多かったこと!
(先日、上映中に憚りにすっ飛んで行った身としては、他人事ではございません!)
それ故に、ご家族連れやカップルさんにはオススメしません。
お1人で行くか、この映画を勧めない理由がよく分かっている皆様が、ちゃんと対策の上でお出掛けください。
もちろん、ウチらは事前に「絞り出して」おります。(笑)
そして、今回は大画面スクリーンではなく、ちょっと小さめスクリーンを選択しています。
それはなぜか?
長時間の鑑賞でお尻が痛くならないように、親方が「エアウィーブ」対応シートのスクリーンをご手配下さいました!
さすが! 男前!(笑)
映画自体は面白かったですが、3時間は長かったです!
やはりお尻は痛かったですが、普段より大分ましであったのも事実でございます。
皆様も、機会がありましたら、「エアウィーブ」シートをお試しくださいませ。(笑)
(そっちかい!)
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映画館を出て、1階に移動。
と、足元にキラリと光るものを発見。
ぱっと見、金属のような外見のビーズが散らばっています?
2人して10個ほど拾い上げますが、重くないので多分プラスチックです。
神田方面に向かって、中央通りを進みます。
福島県の銘品館『MIDETTE』さんです。
イベントが目白押しです。
全国新酒鑑評会というイベントで・・・
日本酒の金賞を取ったお蔵の数が、福島県がまた最多ということで「日本一奪還」だそうです。
神田駅から帰るよー!