ハートランドの「のみのみくいくい」

信州の酒を勝手に応援する連合会

映画「宮松と山下」@新宿武蔵野館。(2022.11.19土)

新宿駅東口の地下街端の階段を上がると、目の前に『新宿武蔵野館』さんがございます。

(つーか、車道横断が必要なだけで、エスカレータで上がったっていーぢゃん!)

目印は「カニ」!

 

エレベータ3基が稼働してますが、人が多くて結構待ちます。

あ、アパレルの若いおねえさんが、たくさんの服の掛かったハンガー台車をエレベータで運搬中ですねえ!

エレベータを2~3台見送って、下から来たヤツに乗ります。

・・・さっき、下行きに乗って行った3人組(←Peninshura の方っぽいです。)がまだ乗っています・・・

 

3階に到着!

親方は、発券機に向かいます。

 

そのチケットを受取って、開場を待ちます。

 

エレベーターホールにはサイン入りのポスターがいっぱいです。

 

この日観るのは「宮松と山下」です。

主演はカマキリ先生こと、香川照之さんです。

(飲み屋でセクハラしたとの報道があって、活動自粛中だそうです。)

(どこまで、そして何が真実か・・・は私は分かりませんので、この件についてはノーコメントです。)

 

ああ、『新宿武蔵野館』さんて、ここだったわねえ。

シブイ映画を上映している映画館です。

何つーか、映画愛にあふれている感じがスゲーです。

大きなシネマ・コンプレックス(シネコン)だと、上映中なのに、映画のポスターもチラシも掲示してない所が散見されます。

映画上映を、ビジネスとしているか、エンターテインメントとしているか、なのかなあ?

(ポスターを貼る手間すらも省いて、効率追求されてるのかしら?)

 

こちらは、ポスター掲示はもちろん、オリジナルな感じの展示や掲示が充実しています。

気合が入ってますねえ!

開場時間となり、劇場へ進みます。

親方のいつものご配慮で、ありがたい事に今回も列の端っこ席でございます。

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この日は、舞台挨拶がございます。(写真撮影はございませんでした。ちぇ。)

監督が3人出て来ました! マジ?

同じ大学の同じ映像研究科で一緒だった皆様だそうです。

「5月(ごがつ)」と言う監督ユニット?で撮影されたそうです。

(個人的には、舞台挨拶に主演俳優が出て来てほしかった!)

3人ともネタバレをしないように、細心の注意で?回答されてました。

(お一人、マイクを口元近くに常に構えていたそうです。)

(他の二人がネタバレしそうになったら、声を掛けるための準備をされていたとか!)

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感想です。(ネタバレがあります!)

けどネタバレしちゃうと、もうどんな映画か分かっちゃいますねえ・・・

とにかく、静かな映画です。

一瞬だけバトルがありますが、それすらも静かな感じでした。

 

場面の虚と実が入り乱れて描かれていました。

劇中劇の部分と、実際に生活している部分と、どれが本当か分からなくなりました。

あと、監督たちの言っていた「あるある」シーンて、多分ランチのシーンじゃないかと・・・


主演は、

  「いーやーだーねー!」

テレビドラマでは、歌舞伎役者のごとく大見得を切っていた香川照之さんです。

(あ、歌舞伎役者だった!)

 

こちらの映画では、とことん静かな役を演じています。

淡々と日々を過ごす中年男です。

上手いなー!

 

89分の短い映画です。

機会があったら、ご覧ください。

 

映画が終わり、憚りに寄ってから退場!

エレベータが来るのを待ってられない誰かさんが、階段で下に降りて行きます。

しょうがないので、私も手すりにすがって、下に降りて行きます。

 

外に出ると、

 

カニ」の真下でした!

昼メシにしませう!