新宿駅東口の地下街端の階段を上がると、目の前に『新宿武蔵野館』さんがございます。
(つーか、車道横断が必要なだけで、エスカレータで上がったっていーぢゃん!)
目印は「カニ」!
エレベータ3基が稼働してますが、人が多くて結構待ちます。
あ、アパレルの若いおねえさんが、たくさんの服の掛かったハンガー台車をエレベータで運搬中ですねえ!
エレベータを2~3台見送って、下から来たヤツに乗ります。
・・・さっき、下行きに乗って行った3人組(←Peninshura の方っぽいです。)がまだ乗っています・・・
3階に到着!
親方は、発券機に向かいます。
そのチケットを受取って、開場を待ちます。
エレベーターホールにはサイン入りのポスターがいっぱいです。
この日観るのは「宮松と山下」です。
主演はカマキリ先生こと、香川照之さんです。
(飲み屋でセクハラしたとの報道があって、活動自粛中だそうです。)
(どこまで、そして何が真実か・・・は私は分かりませんので、この件についてはノーコメントです。)
ああ、『新宿武蔵野館』さんて、ここだったわねえ。
シブイ映画を上映している映画館です。
何つーか、映画愛にあふれている感じがスゲーです。
大きなシネマ・コンプレックス(シネコン)だと、上映中なのに、映画のポスターもチラシも掲示してない所が散見されます。
映画上映を、ビジネスとしているか、エンターテインメントとしているか、なのかなあ?
(ポスターを貼る手間すらも省いて、効率追求されてるのかしら?)
こちらは、ポスター掲示はもちろん、オリジナルな感じの展示や掲示が充実しています。
気合が入ってますねえ!
開場時間となり、劇場へ進みます。
親方のいつものご配慮で、ありがたい事に今回も列の端っこ席でございます。
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この日は、舞台挨拶がございます。(写真撮影はございませんでした。ちぇ。)
監督が3人出て来ました! マジ?
同じ大学の同じ映像研究科で一緒だった皆様だそうです。
「5月(ごがつ)」と言う監督ユニット?で撮影されたそうです。
(個人的には、舞台挨拶に主演俳優が出て来てほしかった!)
3人ともネタバレをしないように、細心の注意で?回答されてました。
(お一人、マイクを口元近くに常に構えていたそうです。)
(他の二人がネタバレしそうになったら、声を掛けるための準備をされていたとか!)
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感想です。(ネタバレがあります!)
けどネタバレしちゃうと、もうどんな映画か分かっちゃいますねえ・・・
とにかく、静かな映画です。
一瞬だけバトルがありますが、それすらも静かな感じでした。
場面の虚と実が入り乱れて描かれていました。
劇中劇の部分と、実際に生活している部分と、どれが本当か分からなくなりました。
あと、監督たちの言っていた「あるある」シーンて、多分ランチのシーンじゃないかと・・・
主演は、
「いーやーだーねー!」
テレビドラマでは、歌舞伎役者のごとく大見得を切っていた香川照之さんです。
(あ、歌舞伎役者だった!)
こちらの映画では、とことん静かな役を演じています。
淡々と日々を過ごす中年男です。
上手いなー!
89分の短い映画です。
機会があったら、ご覧ください。
映画が終わり、憚りに寄ってから退場!
エレベータが来るのを待ってられない誰かさんが、階段で下に降りて行きます。
しょうがないので、私も手すりにすがって、下に降りて行きます。
外に出ると、
「カニ」の真下でした!
昼メシにしませう!